米8月小売売上高に注目
2024.09.17
週明け16日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の低下を背景に円買い・ドル売りがやや優勢となり、円相場は1ドル=140円台半ばに上昇した。午後5時現在は140円64銭と、前週末同時刻比24銭の円高・ドル安。
本日は米8月小売売上高。引き続き円高の流れが続くか注目。資金管理には細心の注意を。長期ロングなら絶好のチャンスか。ただし短期の動きには注意
テクニカル面では、9月11日午後安値をサイクルボトムとして12日の日中から16日夜にかけての間への上昇を想定していたが、12日夕に143円に到達してから142円割れへ失速したために13日朝時点ではすでにサイクルトップを付けた可能性があるとし、13日午前に弱気転換目安とした141.35円を割り込み11日午後安値も割り込んだために12日夕高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして16日午後から18日夕にかけての間への下落と139円前後試しを想定した。 13日夜に140.0円台序盤へ続落した後も下げ渋り程度のためまだ下落余地ありとするが、141.50円超えからは強気転換注意として142円試しとする。
前々回ボトム 09月06日(141.753)
前回ボトム 09月11日(140.702)
経過日数 2.5日
前々回トップ 09月09日(143.793)
前回トップ 09月12日(143.044)
経過日数 1.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:141.85-90円(前日高値圏など)
第6レジスタンス:141.75-80円(75時間移動平均線など)
第5レジスタンス:141.70-75円(ピボットS1など)
第4レジスタンス:141.50-55円(レート節目など)
第3レジスタンス:141.40-45円(前日16時台高値圏など)
第2レジスタンス:141.00-05円(前日21時台高値圏など)
第1レジスタンス:140.90-95円(2σ下限ラインなど)
NY引け値:140.82円(-0.98円)
第1サポート:140.80-85円(60分足20本基準線など)
第2サポート:140.65-70円(前日13時台安値圏など)
第3サポート:140.50-55円(レート節目など)
第4サポート:140.25-30円(前日安値圏&2023年12/28安値圏)
第5サポート:140.10-15円(ピボットB1など)
第6サポート:140.00-05円(心理的節目など)
第7サポート:139.50-55円(レート節目など)
経済指標
17:00 南ア7-9月期BER消費者信頼感
18:00 ユーロ圏9月ZEW景況感指数
18:00 独9月ZEW景況感指数
18:00 英30年債入札
21:15 加8月住宅着工件数
21:30 加8月消費者物価指数
21:30 米8月小売売上高
21:55 米レッドブック週間小売売上高
22:15 米8月鉱工業生産
22:15 米8月設備稼働率
23:00 米7月企業在庫
23:00 米9月NAHB住宅市場指数
26:00 米財務省20年債入札