FOMCに全集中
2024.09.18
17日のニューヨーク外国為替市場では、底堅い米経済指標を受けて大幅な利下げ観測がやや後退したことで円売り・ドル買いの流れが強まり、円相場は1ドル=142円台前半に下落した。午後5時現在は142円33銭と、前日同時刻比1円79銭の大幅な円安・ドル高。
本日はFOMC。0.5%の利下げだと大きく円高の可能性。ポジション管理には細心の注意を。ただし絶好のロングチャンスか
テクニカル面では、9月12日夕高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとしていたが、16日午後時点では141円超えから強気サイクル入りとし、17日未明に141円へ迫り前回ボトムから3日半を経過したので17日朝時点では16日夕安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして17日の日中から19日夕にかけての間への上昇と141円台後半試しを想定した。 17日午前に141円を超えてから反落したものの140円台を維持しているのでまだ上昇余地ありとするが、140円割れからは弱気転換注意として16日夕安値(139.581)試しとし、底割れからは弱気サイクル入りとして19日午後から23日夕にかけての間への下落と138円台前半試しを想定する。
前々回ボトム 09月06日(141.753)
前回ボトム 09月11日(140.702)
経過日数 2.5日
前々回トップ 09月09日(143.793)
前回トップ 09月12日(143.044)
経過日数 1.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:141.85-90円(前日高値圏など)
第6レジスタンス:141.75-80円(75時間移動平均線など)
第5レジスタンス:141.70-75円(ピボットS1など)
第4レジスタンス:141.50-55円(レート節目など)
第3レジスタンス:141.40-45円(前日16時台高値圏など)
第2レジスタンス:141.00-05円(前日21時台高値圏など)
第1レジスタンス:140.90-95円(2σ下限ラインなど)
NY引け値:140.82円(-0.98円)
第1サポート:140.80-85円(60分足20本基準線など)
第2サポート:140.65-70円(前日13時台安値圏など)
第3サポート:140.50-55円(レート節目など)
第4サポート:140.25-30円(前日安値圏&2023年12/28安値圏)
第5サポート:140.10-15円(ピボットB1など)
第6サポート:140.00-05円(心理的節目など)
第7サポート:139.50-55円(レート節目など)
経済指標
06:00 NZ7-9月期ウエストパック消費者信頼感
07:45 NZ4-6月期経常収支
08:20 ジョーンズ豪中銀総裁補、講演
08:50 日7月機械受注統計
08:50 日8月貿易収支[通関統計]
09:30 豪8月ウエストパック景気先行指数
14:00 秋野地銀協会長、記者会見
14:30 森田日証協会長、記者会見
15:00 英8月消費者物価指数
15:00 英8月小売物価指数
15:00 英8月生産者物価指数
16:00 ホルツマン・オーストリア中銀総裁、ウィーン会議で講演
16:15 訪日外国人客数[8月]
16:15 ブイチッチ・クロアチア中銀総裁、パネル討論会に参加[ウィーン]
16:20 インドネシア中銀、政策金利発表
17:00 南ア8月消費者物価指数
17:30 英7月ONS住宅価格
18:00 ユーロ圏7月建設支出
18:00 ユーロ圏8月消費者物価指数[改定値]
18:30 独30年債入札
20:00 南ア7月小売売上高
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
20:00 ナーゲル独連銀総裁、講演[フランクフルト]
21:30 加7月国際証券取扱高
21:30 米8月住宅着工件数
21:30 米8月建設許可件数
23:30 EIA週間石油在庫統計
27:00 FOMC[米連邦公開市場委員会]声明と経済予測発表
27:30 パウエルFRB議長、記者会見
29:00 米7月対米証券投資