外国為替証拠金取引（FX取引）

「FX」とは、異なる2通貨の売買（取引）のことを指します。正確には、FXは「margin Foreign exchange trading」の略であり、日本語では外国為替証拠金取引と言います。FXはFX会社や証券会社に証拠金を預けて、それ以上の大きな金額の外国為替を取引する金融商品です。米ドルやユーロなどの外国通貨を売買して、損益が発生する取引を差します。

例えば、現在1ドル＝120円だとしましょう。1ドルを手にいれるには、日本円で120円払わないと手に入りません。では、120円と1ドルを交換して、あなたは1ドルを手に入れたとします。1ヵ月後、為替レートが変動し、1ドル＝121円となりました。この時、あなたは1ドルを日本円に交換したら、121円を手に入れることができます。つまり、1ヶ月前に払った120円より、「1円の利益を得た」ということになります。

為替相場において為替レートが変わらないということはあり得ないため売買を行った瞬間から「円安」になるか「円高」になるかで損益が発生します。このように2カ国間の通貨の売買をする取引がFXで、非常にシンプルな仕組みが基本となっています。

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マージンコールとは、取引に必要な証拠金（証拠金維持率）が定られた割合（マージンコール比率）を下回った場合に発信される警告のことです。マージンコールは口座が強制ロスカットされる寸前の状態を表す警告ですので早急に追加入金することを推奨致します。当社ではマージンコール比率を証拠金維持率120％に設定しております。証拠金維持率がこの数値を下回った場合、警告が発せられます。

強制ロスカットとは、証拠金維持率が90％を下回った時点（有効証拠金が必要証拠金を下回った時点）で、お客様が保有するポジションのうち評価損の大きいポジションから証拠金維持率が90%に達するまで、順次、成行注文にて強制的に決済される自動決済機能のことです。強制ロスカットの制度は、お客様の損失を一定の範囲に抑えるためのものですが、為替相場の急変動により、強制ロスカットが発生した場合は、ポジションがすべて決済され、想定以上に大きな損失が生じる可能性があります。