米9月ニューヨーク連銀製造業景況指数に注目
2024.09.16
週末13日のニューヨーク外国為替市場では、米国の大幅利下げ観測を背景に日米金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが広がり、円相場は1ドル=140円台後半に上昇した。午後5時現在は140円88銭と、前日同時刻比96銭の円高・ドル安。
本日は米9月ニューヨーク連銀製造業景況指数。引き続き円高の流れが続くか注目。資金管理には細心の注意を。長期ロングなら絶好のチャンスか。ただし短期の動きには注意
テクニカル面では、9月11日午後安値をサイクルボトムとして12日の日中から16日夜にかけての間への上昇を想定していたが、12日夕に143円に到達してから142円割れへ失速したために13日朝時点ではすでにサイクルトップを付けた可能性があるとし、13日午前に弱気転換目安とした141.35円を割り込み11日午後安値も割り込んだために12日夕高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして16日午後から18日夕にかけての間への下落と139円前後試しを想定した。 13日夜に140.0円台序盤へ続落した後も下げ渋り程度のためまだ下落余地ありとするが、141.50円超えからは強気転換注意として142円試しとする。
前々回ボトム 09月06日(141.753)
前回ボトム 09月11日(140.702)
経過日数 2.5日
前々回トップ 09月09日(143.793)
前回トップ 09月12日(143.044)
経過日数 1.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:141.85-90円(前日高値圏など)
第6レジスタンス:141.75-80円(75時間移動平均線など)
第5レジスタンス:141.70-75円(ピボットS1など)
第4レジスタンス:141.50-55円(レート節目など)
第3レジスタンス:141.40-45円(前日16時台高値圏など)
第2レジスタンス:141.00-05円(前日21時台高値圏など)
第1レジスタンス:140.90-95円(2σ下限ラインなど)
NY引け値:140.82円(-0.98円)
第1サポート:140.80-85円(60分足20本基準線など)
第2サポート:140.65-70円(前日13時台安値圏など)
第3サポート:140.50-55円(レート節目など)
第4サポート:140.25-30円(前日安値圏&2023年12/28安値圏)
第5サポート:140.10-15円(ピボットB1など)
第6サポート:140.00-05円(心理的節目など)
第7サポート:139.50-55円(レート節目など)
経済指標
08:01 英9月ライトムーブ住宅価格
15:30 スイス8月生産者輸入価格
17:00 伊8月調和消費者物価指数[確報]
18:00 ユーロ圏7月貿易収支
18:00 ユーロ圏4-6月期労働コスト
18:00 伊7月貿易収支
21:30 加7月製造業出荷
21:30 米9月ニューヨーク連銀製造業景況指数
22:00 加8月中古住宅販売件数