米7月卸売売上高に注目
2024.09.09
週末6日のニューヨーク外国為替市場では、米景気減速懸念を背景に円買い・ドル売りが優勢となり、円相場は1ドル=142円台前半に上昇した。一時約1カ月ぶりの円高水準となる141円78銭を付けた。午後5時現在は142円11銭と、前日同時刻比1円28銭の大幅な円高・ドル安。
本日は米7月卸売売上高に注目。円高の流れが強くなってきたが日米金利差が意識されるとやはり円安か。
テクニカル面では、9月3日午前高値をサイクルトップとして4日午前から6日午前にかけての間への下落を想定してきたが、5日夜に安値を切り下げてから144円台へいったん戻して前回ボトムから4日半を経過したため、6日朝時点では5日夜安値を直近のサイクルボトムとして底割れからは新たな弱気サイクル入りとした。 6日午後に5日夜安値を割り込んだため、5日夜高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして10日夜から12日夜にかけての間への下落と141円前後試しを想定する。6日夜は波乱も警戒されるので143円超えからは強気転換注意として143円台後半への上昇を想定する。
前々回ボトム 08月30日(144.647)
前回ボトム 09月05日(142.854)
経過日数 0.75日
前々回トップ 09月03日(147.196)
前回トップ 09月05日(144.235)
経過日数 0.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:144.15-20円(ピボットS1など)
第6レジスタンス:144.05-10円(1σ下限ラインなど)
第5レジスタンス:144.00-05円(心理的節目など)
第4レジスタンス:143.90-95円(前日11時台高値圏など)
第3レジスタンス:143.75-80円(前日17時台高値圏など)
第2レジスタンス:143.60-65円(前日21時台高値圏など)
第1レジスタンス:143.50-55円(前日4時台高値圏など)
NY引け値:143.43円(-0.29円)
第1サポート:143.20-25円(前日2時台安値圏など)
第2サポート:143.15-20円(前日8時台安値圏など)
第3サポート:143.05-10円(前日15時台安値圏など)
第4サポート:143.00-05円(心理的節目など)
第5サポート:142.85-90円(前日安値圏など)
第6サポート:142.75-80円(ピボットB1など)
第7サポート:142.55-60円(2σ下限ラインなど)
経済指標
08:50 日4-6月期GDP統計、[二次速報]
08:50 日7月国際収支統計
10:30 中国8月消費者物価指数
10:30 中国8月生産者物価指数
13:30 日8月企業倒産件数
14:00 日8月景気ウォッチャー調査
17:00 台湾8月貿易収支
17:30 ユーロ圏9月投資家信頼感指数
21:00 メキシコ8月消費者物価指数
23:00 米7月卸売在庫[確報]
23:00 米7月卸売売上高
28:00 米7月消費者信用残高