米8月ISM非製造業総合指数に注目。円高の流れが強まっているか
2024.09.05
4日のニューヨーク外国為替市場では、低調な米雇用関連指標を受けて円買い・ドル売りが強まり、円相場は1ドル=143円台後半に上昇した。午後5時現在は143円80銭と、前日同時刻比1円72銭の大幅な円高・ドル安。
本日は米8月ISM非製造業総合指数に注目。ようやく円高一服か。円高傾向が強いがポジション管理には注意だが長期目線ならロングだろう
テクニカル面では、8月30日午前に反落してから31日未明に146円台へ急伸したために9月2日朝時点では8月30日午前安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして3日夜から5日深夜にかけての間への上昇と147円前後試しを想定した。 2日夜に147円を超えたため3日朝時点では147円台中盤への上昇余地ありとし、146.50円割れを弱気転換注意として146.25円割れからは弱気サイクル入りとしたが、3日午後への急落で146.25円を割り込んだため、3日午前高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして4日午前から6日午前にかけての間への下落と145円台序盤試しを想定する。目先の上値抵抗線は146.60円とし、146.60円超えからは強気転換注意として147円前後試しとする。
前々回ボトム 08月26日(143.444)
前回ボトム 08月29日(144.220)
経過日数 1.5日
前々回トップ 08月22日(146.514)
前回トップ 08月27日(145.177)
経過日数 3.0日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:146.00-05円(心理的節目など)
第6レジスタンス:145.85-90円(20日基準線など)
第5レジスタンス:145.60-65円(ピボットS1など)
第4レジスタンス:145.55-60円(前日高値圏など)
第3レジスタンス:145.35-40円(転換線など)
第2レジスタンス:145.15-20円(8/27高値圏&200時間移動平均線)
第1レジスタンス:145.00-05円(前日5時台高値圏など)
NY引け値:144.97円(+0.40円)
第1サポート:144.80-85円(60分足20本基準線など)
第2サポート:144.70-75円(前日3時台安値圏など)
第3サポート:144.50-55円(レート節目など)
第4サポート:144.45-50円(1σ下限ライン&前日18時台安値圏)
第5サポート:144.25-30円(ピボットB1など)
第6サポート:144.20-25円(前日安値圏など)
第7サポート:144.05-10円(8/28/18時台安値圏など)
経済指標
08:30 日7月毎月勤労統計
10:30 豪7月貿易収支
10:30 高田日銀審議委員、石川県金融経済懇談会で挨拶[金沢市]
11:00 ブロック豪中銀総裁、アニカ財団でスピーチ
14:00 シンガポール7月小売売上高
14:30 高田日銀審議委員、記者会見[金沢市]
14:45 スイス8月失業率
15:00 独7月製造業受注
16:00 マレーシア中銀、政策金利発表
16:30 独8月建設業PMI
17:00 台湾8月消費者物価指数
17:00 台湾8月卸売物価指数
17:30 英8月建設業PMI
18:00 ユーロ圏7月小売売上高
18:00 南ア4-6月期経常収支
20:30 米8月チャレンジャーレイオフ調査
21:15 米8月ADP雇用統計
21:30 加4-6月期労働生産率
21:30 米4-6月期非農業部門労働生産性[改定値]
21:30 米4-6月期単位労働コスト[改定値]
21:30 米新規失業保険申請件数
22:45 米8月非製造業/総合PMI[確報]
23:00 米8月ISM非製造業総合指数
23:00 ホルツマン・オーストリア中銀総裁、講演[ウィーン]
24:00 EIA週間石油在庫統計