米7月製造業受注指数に注目。円安の流れが強まっているか
2024.09.04
連休明け3日のニューヨーク外国為替市場では、米雇用情勢悪化への警戒感からリスク回避ムードが広がる中、円買い・ドル売りがやや優勢となり、円相場は1 ドル=145円台半ばに上昇した。午後5時現在は145円52銭と、前営業日比73銭の円高・ドル安。
本日は米7月製造業受注指数に注目。ようやく円高一服か。円安傾向が強い。ポジション管理には注意だが長期目線ならロングだろう
テクニカル面では、8月30日午前に反落してから31日未明に146円台へ急伸したために9月2日朝時点では8月30日午前安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして3日夜から5日深夜にかけての間への上昇と147円前後試しを想定した。 2日夜に147円を超えたため3日朝時点では147円台中盤への上昇余地ありとし、146.50円割れを弱気転換注意として146.25円割れからは弱気サイクル入りとしたが、3日午後への急落で146.25円を割り込んだため、3日午前高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして4日午前から6日午前にかけての間への下落と145円台序盤試しを想定する。目先の上値抵抗線は146.60円とし、146.60円超えからは強気転換注意として147円前後試しとする。
前々回ボトム 08月26日(143.444)
前回ボトム 08月29日(144.220)
経過日数 1.5日
前々回トップ 08月22日(146.514)
前回トップ 08月27日(145.177)
経過日数 3.0日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:146.00-05円(心理的節目など)
第6レジスタンス:145.85-90円(20日基準線など)
第5レジスタンス:145.60-65円(ピボットS1など)
第4レジスタンス:145.55-60円(前日高値圏など)
第3レジスタンス:145.35-40円(転換線など)
第2レジスタンス:145.15-20円(8/27高値圏&200時間移動平均線)
第1レジスタンス:145.00-05円(前日5時台高値圏など)
NY引け値:144.97円(+0.40円)
第1サポート:144.80-85円(60分足20本基準線など)
第2サポート:144.70-75円(前日3時台安値圏など)
第3サポート:144.50-55円(レート節目など)
第4サポート:144.45-50円(1σ下限ライン&前日18時台安値圏)
第5サポート:144.25-30円(ピボットB1など)
第6サポート:144.20-25円(前日安値圏など)
第7サポート:144.05-10円(8/28/18時台安値圏など)
経済指標
07:00 チリ中銀、政策金利発表
08:00 豪8月非製造業PMI[確報]
09:30 香港8月購買部景気指数
10:00 NZ8月ANZ商品価格指数
10:30 豪4-6月期GDP統計
10:45 中国8月財新メディア非製造業PMI
16:15 南ア8月スタンダード銀行PMI
16:45 伊8月非製造業PMI
16:50 仏8月非製造業PMI[確報]
16:55 独8月非製造業PMI[確報]
17:00 ユーロ圏8月非製造業/総合PMI[確報]
17:30 英8月非製造業PMI[確報]
18:00 ユーロ圏7月生産者物価指数
19:00 南ア7-9月期BER企業信頼感指数
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
20:00 ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演
21:30 加7月国際商品貿易
21:30 米7月貿易収支
22:45 カナダ中銀、政策金利発表
23:00 米7月製造業受注指数
23:00 米7月耐久財受注[確報]
23:00 米7月雇用動態調査[JOLT]
27:00 米地区連銀経済報告[ベージュブック]