重要な指標はないが動きは大きくなるかも
2024.08.12
週末9日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の低下を背景に円買い・ドル売りの流れが優勢となり、円相場は1ドル=146円台後半に上昇した。午後5時現在は146円58銭と、前日同時刻比63銭の円高・ドル安。
本日は特に重要な指標はない。引き続き動きの大きな展開。ポジション管理には細心の注意を。要人の発言にも神経質にならざるを得ない
テクニカル面では、8月7日午後高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとしていたが、8日午前安値からの反発が続いたために9日朝時点ではすでに8日午前安値でボトムを付けた可能性があるとし、9日午前に7日午後高値へ迫ったために9日午後時点では8日午前安値を割り込む場合は新たな弱気サイクル入りとするのを妥当とみて8日午前安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとした。底割れ回避のうちは12日午後から14日午後にかけての間への上昇を想定して149円超えからは150円試しとした。 9日夜へ軟調推移のため7日午後高値とのダブルトップに終わる可能性もあると注意し、8日午前安値(145.422)割れからは弱気サイクル入りとして13日午前から15日午前にかけての間への下落と143円台試しを想定する。
前々回ボトム 08月05日(141.688)
前回ボトム 08月08日(145.422)
経過日数 1.75日
前々回トップ 08月01日(150.891)
前回トップ 08月07日(147.904)
経過日数 2.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:147.55-60円(前日12時台高値圏など)
第6レジスタンス:147.50-55円(8/8高値圏&ピボットS1)
第5レジスタンス:147.40-45円(1σ下限ラインなど)
第4レジスタンス:147.30-35円(前日17時台高値圏など)
第3レジスタンス:147.00-05円(心理的節目など)
第2レジスタンス:146.90-95円(60分足20本基準線など)
第1レジスタンス:146.75-80円(前日2時台高値圏など)
NY引け値:146.62円(-0.57円)
第1サポート:146.55-60円(前日4時台安値圏など)
第2サポート:146.50-55円(レート節目など)
第3サポート:146.40-45円(90時間移動平均線など)
第4サポート:146.25-30円(前日安値圏など)
第5サポート:145.95-146.00円(8/8/20時台安値圏&ピボットB1)
第6サポート:145.60-65円(8/8/16時台安値圏など)
第7サポート:145.50-55円(レート節目など)
経済指標
11:00 ハウザー豪中銀副総裁、講演
15:00 独7月卸売物価指数
16:00 トルコ6月失業率
21:00 インド7月消費者物価指数
21:00 インド6月鉱工業生産
21:30 加6月住宅建設許可
27:00 米7月財政収支