長期ホールドできるなら「ロング」か。引き続き慎重な取引を
2024.08.09
8日のニューヨーク外国為替市場では、米労働市場の堅調さを示す経済指標を受けて景気減速懸念が和らぐ中、円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=147円台前半に下落した。午後5時現在は147円31銭と、前日同時刻比59銭の円安・ドル高。
本日も引き続き相場大混乱。特段注目の指標はない。若干円安の流れか。長期ホールドできれば「ロング」か
テクニカル面では、8月5日午後に141円台へ急落してからの反発で6日未明に145円へ迫ったために6日朝時点では5日午後安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして6日夜から8日夜にかけての間への上昇を想定し、7日午後時点では149円前後試しとしたが、7日午後に148円へ迫った後は高値更新へ進めずにいたために8日朝時点では145.50円割れから弱気サイクル入りとした。 8日午前に145.50円をいったん割り込んだため、7日午後高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして8日夕から12日午後にかけての間への下落を想定し、144円割れからは8月5日午後安値(141.688)試しとする。 ただし、7日午後高値超えからは新たな強気サイクル入りとして12日午後から14日午後にかけての間への上昇と150円試しを想定する。
前々回ボトム 07月25日(151.955)
前回ボトム 08月01日(148.512)
経過日数 1.25日
前々回トップ 07月23日(157.171)
前回トップ 07月30日(155.214)
経過日数 3.0日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:150.85-90円(前日高値圏など)
第6レジスタンス:150.65-70円(ピボットS1など)
第5レジスタンス:150.50-55円(レート節目など)
第4レジスタンス:150.30-35円(前日15時台高値圏など)
第3レジスタンス:150.00-05円(心理的節目など)
第2レジスタンス:149.80-85円(前日4時台高値圏など)
第1レジスタンス:149.50-55円(レート節目など)
NY引け値:149.35円(-0.60円)
第1サポート:149.25-30円(前日5時台安値圏など)
第2サポート:149.20-25円(2/29安値圏など)
第3サポート:149.00-05円(心理的節目など)
第4サポート:148.60-65円(2σ下限ラインなど)
第5サポート:148.50-55円(前日安値圏&レート節目)
第6サポート:148.25-30円(ピボットB1など)
第7サポート:148.00-05円(心理的節目など)
経済指標
08:00 ペルー中銀、政策金利発表
08:50 日7月マネーストック
10:30 中国7月消費者物価指数
10:30 中国7月生産者物価指数
14:30 仏4-6月期ILO[国際労働機関]失業率
15:00 独7月消費者物価指数[確報]
16:00 トルコ6月鉱工業生産
16:00 スイス7月SECO消費者信頼感指数
17:00 伊7月調和消費者物価指数[確報]
21:30 加7月雇用統計