FOMCに最注目。円高・円安の流れがはっきりするか
2024.07.31
30日のニューヨーク外国為替市場では、日銀による追加利上げ観測などを背景に円が買われ、円相場は1ドル=152円台後半に急伸した。午後5時現在は152円82銭と、前日同時刻比1円26銭の大幅な円高・ドル安。
本日はFOMCに最注目。円高・円安の流れがでるか。ポジション管理には細心の注意を
テクニカル面では、7月29日午前に弱気転換目安とした26日深夜安値を割り込んだために29日午後時点では26日夜高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして30日夕から8月1日夕にかけての間への下落を想定し、25日夕安値(151.955)割れからは150円試しとした。 29日深夜に154円台序盤へ上昇したため30日朝時点では154.30円超えからは強気転換注意として26日夜高値(154.737)試しとしたが、30日午後の急伸で26日夜高値を上抜いたため、急騰前の30日午前安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして31日夜から8月2日夜にかけての間への上昇と156円前後試しを想定する。 ただし乱高下も警戒されるので154.30円割れからは30日午前安値(153.627)試しとし、安値更新からは弱気サイクル入りとして8月2日午前から6日午前にかけての間への下落と7月25日夕安値(151.955)試しを想定する。
前々回ボトム 07月22日(156.276)
前回ボトム 07月25日(151.955)
経過日数 1.0日
前々回トップ 07月19日(157.862)
前回トップ 07月23日(157.171)
経過日数 3.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:155.35-40円(転換線など)
第6レジスタンス:155.00-05円(心理的節目など)
第5レジスタンス:154.90-95円(7/24/17時台高値圏など)
第4レジスタンス:154.80-85円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:154.50-55円(レート節目など)
第2レジスタンス:154.30-35円(前日高値圏など)
第1レジスタンス:154.05-10円(7/25/4時台高値圏&前日5時台高値圏)
NY引け値:153.92円(+0.07円)
第1サポート:153.75-80円(前日2時台安値圏など)
第2サポート:153.60-65円(5/16安値圏など)
第3サポート:153.50-55円(レート節目など)
第4サポート:153.20-25円(前日23時台安値圏など)
第5サポート:153.15-20円(60分足20本基準線など)
第6サポート:153.10-15円(7/24安値圏など)
第7サポート:153.00-05円(2σ下限ライン&心理的節目)
経済指標
07:45 NZ6月住宅建設許可
08:50 日6月商業販売統計
08:50 日6月鉱工業生産[速報]
09:00 日銀政策委員会・金融政策決定会合[終了後直ちに金融政策と展望レポートを発表]
10:00 NZ7月ANZ企業景況感
10:30 豪6月及び4-6月期小売売上高
10:30 豪6月民間部門信用
10:30 豪4-6月期消費者物価指数
10:30 中国7月製造業/非製造業PMI
11:00 シンガポール6月マネーサプライ
11:30 シンガポール6月失業率
14:00 日6月新設住宅着工戸数
14:00 日6月建設工事受注額
14:00 日7月消費動向調査
15:00 独6月輸入物価指数
15:30 植田日銀総裁、記者会見
15:45 仏7月消費者物価指数[速報]
15:45 仏6月生産者物価指数
16:00 トルコ6月貿易収支
16:55 独6月雇用統計
17:00 台湾4-6月期GDP統計[速報]
17:00 スイス7月UBS消費指数
17:00 伊5月工業売上高
17:30 香港4-6月期GDP統計
17:30 香港6月マネーサプライ
18:00 ユーロ圏7月消費者物価指数[速報]
18:00 伊7月消費者物価指数[速報]
19:00 外国為替平衡操作の実施状況[月次ベース、6月27日-7月29日]
19:00 伊6月生産者物価指数
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:00 南ア6月貿易収支
21:15 米7月ADP雇用統計
21:30 加5月GDP統計
21:30 米4-6月期雇用コスト指数
22:45 米7月シカゴ購買部協会景気指数
23:00 米6月中古住宅販売成約指数
23:30 EIA週間石油在庫統計
27:00 コロンビア中銀、政策金利発表
27:00 FOMC[米連邦公開市場委員会]金融政策発表
27:30 パウエルFRB議長、記者会見