米5月S&Pケースシラー住宅価格指数に注目。ようやく円高圧力が落ち着いてきたか
2024.07.30
週明け29日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、日米の金融政策会合や米雇用統計の発表などを控えて様子見気分が強まる中、1ドル=154円近辺に小幅下落した。午後5時現在は153円98銭と、前週末同時刻比24銭の円安・ドル高。
本日は米5月S&Pケースシラー住宅価格指数に注目。依然として円高圧力が強いがようやく落ち着いてきた印象。引き続き長期目線では円安の可能性が高いのでロングのチャンスではあるが、ポジション管理には細心の注意が必要。
テクニカル面では、7月25日夜に強気転換目安とした25日早朝高値を超えたために26日朝時点では25日夕安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとしたが、26日夜へ高値を切り上げてから153円を試す反落となり前回サイクルトップから4日を経過したために29日朝時点では26日深夜安値(153.092)底割れからは弱気サイクル入りとした。 29日午前に26日深夜安値を割り込んだため26日夜高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして30日夕から8月1日夕にかけての間への下落を想定し、25日夕安値(151.955)割れからは150円試しとする。 目先の上値抵抗線は154.30円までとし、154.30円超えからは強気転換注意として26日夜高値(154.737)試しとする。
前々回ボトム 07月22日(156.276)
前回ボトム 07月25日(151.955)
経過日数 1.0日
前々回トップ 07月19日(157.862)
前回トップ 07月23日(157.171)
経過日数 3.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:155.35-40円(転換線など)
第6レジスタンス:155.00-05円(心理的節目など)
第5レジスタンス:154.90-95円(7/24/17時台高値圏など)
第4レジスタンス:154.80-85円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:154.50-55円(レート節目など)
第2レジスタンス:154.30-35円(前日高値圏など)
第1レジスタンス:154.05-10円(7/25/4時台高値圏&前日5時台高値圏)
NY引け値:153.92円(+0.07円)
第1サポート:153.75-80円(前日2時台安値圏など)
第2サポート:153.60-65円(5/16安値圏など)
第3サポート:153.50-55円(レート節目など)
第4サポート:153.20-25円(前日23時台安値圏など)
第5サポート:153.15-20円(60分足20本基準線など)
第6サポート:153.10-15円(7/24安値圏など)
第7サポート:153.00-05円(2σ下限ライン&心理的節目)
経済指標
08:01 英7月BRC店頭価格指数
08:30 日6月完全失業率
08:30 日6月有効求人倍率
10:30 豪6月住宅建設許可件数
14:00 日銀政策委員会・金融政策決定会合[7月31日まで]
14:30 仏4-6月期GDP統計[速報]
15:30 山道日本取引所グループCEO、記者会見
16:00 トルコ7月経済信頼感
16:00 スイス7月KOF先行指数
17:00 独4-6月期GDP統計[速報]
17:00 伊4-6月期GDP統計[速報]
18:00 ユーロ圏4-6月期GDP統計[速報]
18:00 ユーロ圏7月消費者信頼感[確報]
18:00 ユーロ圏7月鉱工業信頼感
18:00 ユーロ圏7月経済信頼感
18:00 ユーロ圏7月サービス業信頼感
21:00 南ア6月財政収支
21:00 独7月消費者物価指数[速報]
21:55 米レッドブック週間小売売上高
22:00 米5月FHFA[米連邦住宅金融局]住宅価格指数
22:00 米5月S&Pケースシラー住宅価格指数
23:00 米6月雇用動態調査[JOLT]
23:00 米7月消費者信頼感指数