米国株価と金利に注目
2024.07.08
週末5日のニューヨーク外国為替市場では、6月の米雇用統計を受けた米長期金利の低下を背景に円買い・ドル売りが優勢となり、円相場は1ドル=160円台後半に上昇した。午後5時現在は160円87銭と、前営業日の3日同時刻比90銭の円高・ドル安。
本日は特に重要な指標はない。金曜日は円高になったが基本円安の流れに変更はない。長期ロング戦略が良いか。
テクニカル面では、7月3日深夜に弱気転換目安とした7月2日夜安値を割り込んでから下げ幅の過半を解消する反騰となったため、4日朝時点では3日深夜安値をサイクルボトムとした強気サイクル入りとしたが、4日夜の161円割れから5日午前へ戻したものの5日昼過ぎに160.50円台へ一段安したため、4日夜安値を直近のサイクルボトム、5日午前高値を同サイクルトップとした弱気サイクル入りと仮定して9日夜から11日夜にかけての間への下落と159円台後半試しを想定する。 ただし、5日午前高値(161.392)を上抜き返すか直前安値から1円前後の反騰がみられる場合は強気サイクル入りとして8日夕から10日夜にかけての間への上昇と3日夜高値(161.951)試しを想定する。
前々回ボトム 06月28日(160.262)
前回ボトム 07月04日(160.945)
経過日数 0.75日
前々回トップ 07月03日(161.951)
前回トップ 07月05日(161.392)
経過日数 0.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:161.70-75円(7/2高値圏&7/1高値圏)
第6レジスタンス:161.65-70円(前日高値圏など)
第5レジスタンス:161.55-60円(前日13時台高値圏&ピボットS1)
第4レジスタンス:161.50-55円(75時間移動平均線&レート節目)
第3レジスタンス:161.45-50円(90時間移動平均線など)
第2レジスタンス:161.30-35円(前日5時台高値圏など)
第1レジスタンス:161.20-25円(60分足20本基準線など)
NY引け値:161.19円(-0.47円)
第1サポート:161.10-15円(前日2時台安値圏など)
第2サポート:161.05-10円(1σ上限ラインなど)
第3サポート:161.00-05円(心理的節目など)
第4サポート:160.95-161.00円(前日安値圏など)
第5サポート:160.85-90円(ピボットB1など)
第6サポート:160.80-85円(200時間移動平均線など)
第7サポート:160.75-80円(7/3安値圏など)
経済指標
08:30 日5月毎月勤労統計
08:50 日5月国際収支統計
10:30 豪5月持家住宅ローン件数
14:00 日6月景気ウォッチャー調査
15:00 独5月貿易収支
17:30 ユーロ圏7月投資家信頼感指数
25:15 ハスケル英中銀委員、講演
28:00 米5月消費者信用残高