ロングでポジション管理には注意が必要
2024.05.06
週末3日のニューヨーク外国為替市場では、米雇用情勢の軟化や景気減速を示唆する指標を背景に円買い・ドル売りが優勢となり、円相場は1ドル=153円近辺に上昇した。午後5時現在は152円90銭と、前日同時刻(153円61銭)比71銭の円高・ドル安。
本日は特に重要な経済指標はない。2回の為替介入実施しなかなか3回目には踏み切りづらい。基本ロングで良いか。
テクニカル面では5月2日早朝に弱気転換目安とした156.50円を割り込んで153円を試す急落となったため、2日朝時点では1日夕高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして2日夕から6日夕にかけての間への下落を想定して2日早朝安値(153.008)割れからは151円試しとした。 3日夜に152円を割り込んでから戻して前回ボトムから4日を経過したので、153.50円以下での推移中は一段安余地ありとするが、153.50円超えからは強気サイクル入りとして6日午後から8日夕にかけての間への上昇と154円台前半試しを想定する。
前々回ボトム 04月24日(154.550)
前回ボトム 04月29日(154.531)
経過日数 4.5日
前々回トップ 04月29日(160.197)
前回トップ 05月01日(157.980)
経過日数 2.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:154.75-80円(4/16高値圏&ピボットS2)
第6レジスタンス:154.50-55円(20日基準線&レート節目)
第5レジスタンス:154.00-05円(心理的節目など)
第4レジスタンス:153.90-95円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:153.80-85円(5/3/5時台高値圏など)
第2レジスタンス:153.50-55円(レート節目など)
第1レジスタンス:153.30-35円(前日15時台高値圏など)
NY引け値:153.02円(-0.56円)
第1サポート:152.85-90円(1σ下限ラインなど)
第2サポート:152.75-80円(4/11安値圏など)
第3サポート:152.60-65円(4/12安値圏など)
第4サポート:152.50-55円(レート節目など)
第5サポート:152.15-20円(前日23時台安値圏など)
第6サポート:152.00-05円(心理的節目&ピボットB1)
第7サポート:151.75-80円(遅行スパン支持など)
経済指標
16:15 南ア4月スタンダード銀行南アPMI
16:45 伊4月非製造業PMI
16:50 仏4月非製造業PMI[確報]
16:55 独4月非製造業PMI[確報]
17:00 ユーロ圏4月非製造業/総合PMI[確報]
17:30 ユーロ圏5月投資家信頼感指数
18:00 ユーロ圏3月生産者物価指数
20:15 ビルロワドガロー仏中銀総裁、BISイノベーションサミットで講演
20:30 ナーゲル独連銀総裁、パネッタ伊中銀総裁、ダス・インド中銀総裁、BISイノベーションサミットで講演
21:25 ジョルダン・スイス中銀総裁、講演[BIS]
25:50 バーキン・リッチモンド連銀総裁、経済見通しについて講演
26:00 ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁、討論会に参加