ロングか。米国株価と金利に注目
2024.05.07
週明け6日のニューヨーク外国為替市場では、前週末までの急速な円高・ドル安の流れが一服し、ドルの買い戻しが優勢となり、円相場は一時1ドル=154円ちょうどまで下落した。午後5時現在は153円94銭と、前週末同時刻比94銭の円安・ドル高。
本日も特に重要な経済指標はない。引き続き、2回の為替介入実施しているので、なかなか3回目には踏み切りづらい。基本ロングで良いか。
テクニカル面では5月2日早朝に弱気転換目安とした156.50円を割り込んで153円を試す急落となったため、2日朝時点では1日夕高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして2日夕から6日夕にかけての間への下落を想定して2日早朝安値(153.008)割れからは151円試しとした。 3日夜に152円を割り込んでから戻して前回ボトムから4日を経過したため6日朝時点では153.50円超えから強気サイクル入りとしたが、6日午後の上昇で154円に迫ったため3日夜安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとする。トップ形成期は6日午後から8日夕にかけての間とし、上値目途を155円前後試しとする。
前々回ボトム 04月24日(154.550)
前回ボトム 04月29日(154.531)
経過日数 4.5日
前々回トップ 04月29日(160.197)
前回トップ 05月01日(157.980)
経過日数 2.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:154.75-80円(4/16高値圏&ピボットS2)
第6レジスタンス:154.50-55円(20日基準線&レート節目)
第5レジスタンス:154.00-05円(心理的節目など)
第4レジスタンス:153.90-95円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:153.80-85円(5/3/5時台高値圏など)
第2レジスタンス:153.50-55円(レート節目など)
第1レジスタンス:153.30-35円(前日15時台高値圏など)
NY引け値:153.02円(-0.56円)
第1サポート:152.85-90円(1σ下限ラインなど)
第2サポート:152.75-80円(4/11安値圏など)
第3サポート:152.60-65円(4/12安値圏など)
第4サポート:152.50-55円(レート節目など)
第5サポート:152.15-20円(前日23時台安値圏など)
第6サポート:152.00-05円(心理的節目&ピボットB1)
第7サポート:151.75-80円(遅行スパン支持など)
経済指標
08:01 英4月BRC小売売上高
10:30 豪1-3月期小売売上高
13:30 オーストラリア中銀、政策金利発表
13:30 豪中銀 四半期金融政策報告
14:45 スイス4月失業率
15:00 英4月ハリファックス住宅価格
15:00 独3月製造業受注
15:00 独3月貿易収支
15:45 仏3月貿易収支/経常収支
15:45 仏1-3月期雇用者数[速報]
16:30 独4月建設業PMI
17:00 台湾4月消費者物価指数
17:00 台湾4月卸売物価指数
17:30 英4月建設業PMI
18:00 ユーロ圏3月小売売上高
21:55 米レッドブック週間小売売上高
22:00 デコス・スペイン中銀総裁、チア・シンガポール通貨庁長官、余香港金融管理局総裁、BISサミットで講演
23:00 加4月Ivey購買部協会指数
24:30 カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、討論会に参加
26:00 米財務省3年債入札[580億ドル、四半期定例入札]
28:00 米3月消費者信用残高