米雇用統計に注目
2024.05.03
2日のニューヨーク外国為替市場では、翌3日に米雇用統計の発表を控えて神経質な商いが継続する中、円相場は1ドル=153円台後半に上伸した。午後5時現在は153円61銭と、前日同時刻比94銭の円高・ドル安。
本日は米雇用統計に注目。2回の為替介入で幾分落ち着いたか。ポジション管理には注意が必要だがロングか。
テクニカル面では4月29日夕安値をサイクルボトムとした強気サイクル入りとして1日午後時点では156.50円割れから弱気サイクル入りとしたが、2日早朝に156.50円を割り込んで153円を試す急落となったため、2日朝時点では1日夕高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして2日夕から6日夕にかけての間への下落を想定し、2日早朝安値(153.008)割れからは151円試しとした。 2日午後時点では154.70円割れから下げ再開としたが、3日早朝に2日早朝安値へ迫っているのでまだ下落余地ありとみる。 3日の上値抵抗線は155円までとし、155円超えからは強気転換注意として2日午前高値(156.279)試しとする。
前々回ボトム 04月19日(153.588)
前回ボトム 04月24日(154.550)
経過日数 3.25日
前々回トップ 04月17日(154.785)
前回トップ 04月23日(154.873)
経過日数 3.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:160.70-75円(ピボットS2など)
第6レジスタンス:160.50-55円(レート節目など)
第5レジスタンス:160.00-05円(心理的節目など)
第4レジスタンス:159.50-55円(レート節目&ピボットS1)
第3レジスタンス:159.00-05円(心理的節目&3σ上限ライン)
第2レジスタンス:158.50-55円(レート節目など)
第1レジスタンス:158.40-45円(前日高値圏など)
NY引け値:158.33円(+2.70円)
第1サポート:158.00-05円(心理的節目など)
第2サポート:157.55-60円(前日2時台安値圏など)
第3サポート:157.20-25円(2σ上限ラインなど)
第4サポート:157.00-05円(心理的節目など)
第5サポート:156.85-90円(60分足20本基準線など)
第6サポート:156.60-65円(前日21時台安値圏など)
第7サポート:156.50-55円(レート節目など)
経済指標
14:00 シンガポール3月小売売上高
15:45 仏3月鉱工業生産
15:45 仏3月製造業生産
15:45 仏3月財政収支
16:00 トルコ4月消費者物価指数
16:00 トルコ4月生産者物価指数
17:00 ノルウェー中銀、政策金利発表
17:00 伊3月失業率
17:30 香港3月小売売上高
17:30 英4月非製造業PMI[確報]
18:00 ユーロ圏3月失業率
21:30 米4月雇用統計
22:45 米4月非製造業/総合PMI[確報]
23:00 米4月ISM非製造業総合指数