引き続き米株と金利に注目
2024.04.17
16日のニューヨーク外国為替市場では、米利下げ先送り観測を背景に円売り・ドル買いがさらに進み、円相場は一時1ドル=154円79銭に下落。1990年6月下旬以来、約34年ぶりの安値を更新した。午後5時現在は154円78銭と、前日同時刻比46銭の円安・ドル高。
本日も特に重要な指標はない。為替介入の可能性もあるが円安方向は不変か
テクニカル面では4月9日深夜安値をサイクルボトムとして11日夜から15日夜にかけての間への上昇を想定してきたが、12日夜に152.50円台へ下落してからの反騰で12日夕高値に迫ったために15日朝時点では12日夜安値を直近のサイクルボトムとした新たな強気サイクル入りとして17日午後から19日夕にかけての間への上昇と154円台試しを想定し、16日朝時点では155円前後への上昇余地ありとした。
前々回ボトム 04月09日(151.577)
前回ボトム 04月12日(152.591)
経過日数 0.25日
前々回トップ 04月08日(151.938)
前回トップ 04月12日(153.377)
経過日数 0.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:154.35-40円(ピボットHBOPなど)
第6レジスタンス:154.20-25円(3σ上限ラインなど)
第5レジスタンス:154.00-05円(心理的節目など)
第4レジスタンス:153.85-90円(ピボットS2など)
第3レジスタンス:153.55-60円(ピボットS1など)
第2レジスタンス:153.50-55円(レート節目など)
第1レジスタンス:153.35-40円(前日高値圏&2σ上限ライン)
NY引け値:153.28円(+0.03円)
第1サポート:153.15-20円(60分足20本基準線など)
第2サポート:153.05-10円(前日2時台安値圏など)
第3サポート:152.95-153.00円(前日9時台安値圏など)
第4サポート:152.75-80円(4/11安値圏&ピボットB1)
第5サポート:152.65-70円(4/11/2時台安値圏など)
第6サポート:152.60-65円(前日安値圏&90時間移動平均線)
第7サポート:152.50-55円(レート節目など)
経済指標
06:00 NZ3月REINZ住宅販売
07:45 NZ1-3月期消費者物価指数
08:50 日3月貿易収支[通関統計]
09:30 豪3月ウエストパック景気先行指数
09:30 シンガポール3月輸出
12:00 NZ3月非居住者国債保有率
15:00 英3月消費者物価指数
15:00 英3月小売物価指数
15:00 英3月生産者物価指数
16:00 トルコ2月経常収支
16:15 3月訪日外国人客数
17:00 南ア3月消費者物価指数
17:30 英2月ONS住宅価格
18:00 ユーロ圏3月消費者物価指数[改定値]
18:30 ドイツ30年債入札
20:00 南ア2月小売売上高
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:05 グリーン英中銀委員、パネル討論会に参加
21:30 加2月国際証券取扱高
22:00 チポローネECB理事、講演
23:30 EIA週間石油在庫統計
24:00 デコス・スペイン中銀総裁、講演
24:45 シュナーベルECB理事、講演
25:00 ベイリー英中銀総裁、講演[ワシントン]
27:00 ハスケル英中銀委員、講演
27:00 米地区連銀経済報告[ベージュブック]
29:00 米2月対米証券投資