米雇用統計の結果をうけて円安か
2024.04.08
週末5日のニューヨーク外国為替市場では、予想を上回る米雇用統計の発表を受けて円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=151円台後半に下落した。午後5時現在は151円69銭と、前日同時刻比29銭の円安・ドル高。
本日は特に重要な指標はない。強い雇用統計を受けて円安か。ただし引き続き為替介入には注意。ポジション管理に気をつけて。
テクニカル面では4月3日午前安値をサイクルボトムとして底割れからは弱気サイクル入りとしていたが、5日早朝への急落で3日午前安値を割り込んだため、5日朝時点では3日夜高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとした。しかし5日午前に一段安してからの反発で5日早朝からの下落幅の凡そ半値を解消しているため、5日午前安値を割り込む場合は新たな弱気サイクル入りとするのを妥当とみて5日午前安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとする。トップ形成期は8日夜から10日夜にかけての間とし、151.50円超えからは151.80円試しとする。
前々回ボトム 03月29日(151.167)
前回ボトム 04月05日(150.801)
経過日数 0.25日
前々回トップ 03月27日(151.964)
前回トップ 04月03日(151.948)
経過日数 1.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:151.85-90円(3/22高値圏など)
第6レジスタンス:151.80-85円(3/20高値圏&4/2高値圏)
第5レジスタンス:151.75-80円(4/1高値圏&前日高値圏)
第4レジスタンス:151.70-75円(前日24時台高値圏など)
第3レジスタンス:151.65-70円(ピボットS1など)
第2レジスタンス:151.60-65円(75時間移動平均線など)
第1レジスタンス:151.45-50円(転換線&200時間移動平均線)
NY引け値:151.32円(-0.35円)
第1サポート:151.15-20円(3/28安値圏など)
第2サポート:151.10-15円(前日安値圏など)
第3サポート:151.00-05円(3/27安値圏&ピボットB1)
第4サポート:150.75-80円(ピボットB2など)
第5サポート:150.70-75円(3/20安値圏など)
第6サポート:150.65-70円(遅行スパン支持など)
第7サポート:150.50-55円(レート節目など)
経済指標
08:30 日2月毎月勤労統計
08:50 日2月際収支統計
10:30 豪2月持家住宅ローン件数
13:30 日3月企業倒産件数
14:00 日3月景気ウォッチャー調査
14:45 スイス3月失業率
15:00 南ア3月末外貨準備高
15:00 独2月鉱工業生産
15:00 独2月貿易収支
16:00 フィリピン中銀、政策金利発表
16:00 トルコ2月鉱工業生産
17:30 ユーロ圏4月投資家信頼感指数
18:00 ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁、ギリシャ中銀の年次総会で講演
22:00 イスラエル中銀、政策金利発表
24:15 ジョルダン・スイス中銀総裁、BIS[国際決済銀行]のカルステンス総支配人がチューリッヒで講演
24:30 ブリーデン英中銀副総裁、講演