米新規失業保険申請件数に注目
2024.04.04
3日のニューヨーク外国為替市場では、円相場は1ドル=151円台後半に小幅下落した。米雇用関連指標の発表後に円売り・ドル買いが加速したが、その後のサービス業購買担当者景況指数(PMI)の下振れによって152円台突入は阻まれた。午後5時現在は151円65銭と、前日同時刻比17銭の円安・ドル高。
本日は米新規失業保険申請件数に注目。じりじり円安が続いている。引き続き円安傾向だろうが152円付近は為替介入の可能性があり注意
テクニカル面では4月3日午前の下落では151.35円割れには至らずに午後へ反騰したが、前回サイクルトップから5日を経過したので、2日午後高値を上抜く場合は新たな強気サイクル入りとするのを妥当とみて2日午後高値を直近のサイクルトップとする。高値更新へ進めないうちは3日夜から5日深夜にかけての間への下落を想定し、3日午前安値(151.438)割れからは151円前後試しとするが、4月2日午後高値(151.795)超えからは新たな強気サイクル入りとして5日午後から9日午後にかけての間への上昇と152円台序盤試しを想定する。
前々回ボトム 03月21日(150.272)
前回ボトム 03月27日(150.028)
経過日数 2.25日
前々回トップ 03月20日(151.811)
前回トップ 03月27日(151.964)
経過日数 2.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:151.80-85円(3/20高値圏&ピボットHBOP)
第6レジスタンス:151.75-80円(3/21高値圏&2023年11/14高値圏)
第5レジスタンス:151.60-65円(3/26高値圏&ピボットS2)
第4レジスタンス:151.50-55円(3/28高値圏&レート節目)
第3レジスタンス:151.45-50円(前日高値圏&ピボットS1)
第2レジスタンス:151.40-45円(1σ上限ラインなど)
第1レジスタンス:151.35-40円(前日3時台高値圏&75時間移動平均線)
NY引け値:151.32円(-0.04円)
第1サポート:151.30-35円(60分足20本基準線など)
第2サポート:151.20-25円(3/26安値圏など)
第3サポート:151.15-20円(前日安値圏&ピボットB1)
第4サポート:151.00-05円(3/27安値圏&ピボットB2)
第5サポート:150.80-85円(遅行スパン支持&ピボットLBOP)
第6サポート:150.70-75円(3/20安値圏など)
第7サポート:150.50-55円(レート節目&週足1σ上限ライン)
経済指標
06:45 NZ2月住宅建設許可
07:00 豪3月非製造業PMI[確報]
08:50 ジョーンズ豪中銀総裁補、講演
09:00 NZ3月ANZ商品価格指数
09:30 豪3月住宅建設許可件数
15:30 スイス3月消費者物価指数
16:15 南ア3月スタンダード銀行PMI
16:45 伊3月非製造業PMI
16:50 仏3月非製造業PMI[確報]
16:55 独3月非製造業PMI[確報]
17:00 ユーロ圏3月非製造業/総合PMI[確報]
17:30 英3月非製造業PMI[確報]
18:00 ユーロ圏2月生産者物価指数
18:00 イギリス10年債入札
20:30 欧州中銀、議事要旨公表[3月7日分]
20:30 米3月チャレンジャーレイオフ調査
21:30 加2月国際商品貿易
21:30 米2月貿易収支
21:30 米新規失業保険申請件数
23:00 ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁、討論会に参加
25:15 バーキン・リッチモンド連銀総裁、講演
25:45 グールズビー・シカゴ連銀総裁、質疑応答に参加
27:00 メスター・クリーブランド連銀総裁、講演