米2月製造業受注指数に注目

2024.04.02

2024年4月2日(火)デイリーマーケット分析 from trading desk

週明け1日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の上昇を背景に円売り・ドル買いが先行し、円相場は1ドル=151円台後半に下落した。午後5時現在は151円59銭と、前週末同時刻比26銭の円安・ドル高。

 

本日の戦略:米2月製造業受注指数に注目

本日は米2月製造業受注指数に注目。円安傾向が強いが、引き続き為替介入の可能性もある。ポジション管理には細心の注意を。為替介入があると5円程度の円高もあり得る。

 

テクニカル面では3月27日午前高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとしていたが、27日夜安値の後は151円台前半で揉み合いが続いたため、29日午後時点では27日夜安値を割り込む場合は新たな弱気サイクル入りとするのを妥当とみて27日夜安値を直近のサイクルボトムとして4月1日午前から3日午前にかけての間への上昇を想定し、3月27日午前高値(151.964)超えからは152円台中盤試しとした。

 

前々回ボトム 03月21日(150.272)

前回ボトム  03月27日(150.028)

経過日数   2.25日

 

前々回トップ 03月20日(151.811)

前回トップ  03月27日(151.964)

経過日数   2.75日

 

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。

 

第7レジスタンス:151.80-85円(3/20高値圏&ピボットHBOP)

第6レジスタンス:151.75-80円(3/21高値圏&2023年11/14高値圏)

第5レジスタンス:151.60-65円(3/26高値圏&ピボットS2)

第4レジスタンス:151.50-55円(3/28高値圏&レート節目)

第3レジスタンス:151.45-50円(前日高値圏&ピボットS1)

第2レジスタンス:151.40-45円(1σ上限ラインなど)

第1レジスタンス:151.35-40円(前日3時台高値圏&75時間移動平均線)

 

NY引け値:151.32円(-0.04円)

 

第1サポート:151.30-35円(60分足20本基準線など)

第2サポート:151.20-25円(3/26安値圏など)

第3サポート:151.15-20円(前日安値圏&ピボットB1)

第4サポート:151.00-05円(3/27安値圏&ピボットB2)

第5サポート:150.80-85円(遅行スパン支持&ピボットLBOP)

第6サポート:150.70-75円(3/20安値圏など)

第7サポート:150.50-55円(レート節目&週足1σ上限ライン)

 

経済指標

07:00 豪3月製造業PMI[確報]

07:10 ケント豪中銀総裁補、講演

08:01 英3月BRC店頭価格指数

08:50 日3月マネタリーベース

09:30 豪中銀理事会議事録[3月]

15:00 英3月ネーションワイド住宅価格

15:30 スイス2月小売売上高

16:30 スイス3月製造業PMI

16:45 伊3月製造業PMI

16:50 仏3月製造業PMI[確報]

16:55 独3月製造業PMI[確報]

17:00 ユーロ圏3月製造業PMI[確報]

17:30 英2月消費者信用残高

17:30 英2月住宅証券融資残高

17:30 英2月住宅ローン承認件数

17:30 英2月マネーサプライ

17:30 英3月製造業PMI[確報]

18:00 南ア3月製造業PMI

18:30 ドイツ2年債入札

21:00 独3月消費者物価指数[速報]

21:55 米レッドブック週間小売売上高

22:00 シンガポール3月購買部景気指数

22:00 シンガポール3月電子産業指数

23:00 米2月製造業受注指数

23:00 米2月耐久財受注[確報]

23:00 米2月雇用動態調査[JOLT]

25:00 ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁、エコノミック・クラブで討論会で司会[NY]

25:05 メスター・クリーブランド連銀総裁、講演

26:30 デーリー・サンフランシスコ連銀総裁、討論会に参加

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