米3月ISM製造業景況指数に注目
2024.04.01
週末29日のニューヨーク外国為替市場では、米インフレ指標が市場予想より上振れしなかったことを受け、いったんは円買い・ドル売りが優勢となったものの、その後は売り買いが交錯し、円相場は1ドル=151円台前半で推移した。午後5時現在は151円43銭と、前日同時刻と同水準。
本日は米3月ISM製造業景況指数に注目。円安傾向が強いが為替介入の可能性もある。ポジション管理には細心の注意を
テクニカル面では3月27日夜に26日夕安値を割り込んだために28日朝時点では27日午前高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとしたが、27日夜安値の後は151円台前半で揉み合いが続いたため、29日午後時点では27日夜安値を割り込む場合は新たな弱気サイクル入りとするのを妥当とみて27日夜安値を直近のサイクルボトムとして4月1日午前から3日午前にかけての間への上昇を想定し、3月27日午前高値(151.964)超えからは152円台中盤試しとした。
前々回ボトム 03月21日(150.272)
前回ボトム 03月27日(150.028)
経過日数 2.25日
前々回トップ 03月20日(151.811)
前回トップ 03月27日(151.964)
経過日数 2.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:151.80-85円(3/20高値圏&ピボットHBOP)
第6レジスタンス:151.75-80円(3/21高値圏&2023年11/14高値圏)
第5レジスタンス:151.60-65円(3/26高値圏&ピボットS2)
第4レジスタンス:151.50-55円(3/28高値圏&レート節目)
第3レジスタンス:151.45-50円(前日高値圏&ピボットS1)
第2レジスタンス:151.40-45円(1σ上限ラインなど)
第1レジスタンス:151.35-40円(前日3時台高値圏&75時間移動平均線)
NY引け値:151.32円(-0.04円)
第1サポート:151.30-35円(60分足20本基準線など)
第2サポート:151.20-25円(3/26安値圏など)
第3サポート:151.15-20円(前日安値圏&ピボットB1)
第4サポート:151.00-05円(3/27安値圏&ピボットB2)
第5サポート:150.80-85円(遅行スパン支持&ピボットLBOP)
第6サポート:150.70-75円(3/20安値圏など)
第7サポート:150.50-55円(レート節目&週足1σ上限ライン)
経済指標
08:50 日銀3月企業短期経済観測調査[短観]
09:30 台湾3月製造業PMI
10:45 中国3月財新メディア製造業PMI
14:00 日3月新車販売台数
14:00 日3月軽自動車・新車販売台数
16:00 トルコ3月製造業PMI
22:30 加3月製造業PMI
22:45 米3月製造業PMI[確報]
23:00 米3月ISM製造業景況指数
23:00 米3月ISM支払価格
23:00 米2月建設支出
23:30 加1-3月期企業景況感調査