本日も重要な指標はない。引き続き米株と金利に注目
2024.03.27
26日のニューヨーク外国為替市場では、売り買いのきっかけとなる材料に乏しい中、日米金利差に着目した円売り・ドル買いの流れが継続し、円相場は1ドル=151円台半ばに小幅下落した。午後5時現在は151円50銭と、前日同時刻比13銭の円安・ドル高。
本日は特に重要な指標はない。本日も米株と金利に注目か。地政学リスクにも注意
テクニカル面では3月21日午前安値をサイクルボトムとした強気サイクル入りとしていたが、151円割れを回避しつつ高値更新へ進めずに前回サイクルトップから3日を経過したので、26日朝時点では22日午前高値(151.858)を上抜く場合は新たな強気サイクル入りとするのを妥当とみて22日午前高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして26日午前から28日午前にかけての間への下落を想定し、151円割れからは3月21日午前安値(150.272)試しとした。26日午後にかけても151円台前半中心の小動きにとどまっているのでまだ一段安余地ありとするが、22日午前高値超えからは強気サイクル入りとして27日午前から29日午前にかけての間への上昇と152円台前半試しを想定する。
前々回ボトム 03月19日(148.963)
前回ボトム 03月21日(150.272)
経過日数 0.75日
前々回トップ 03月18日(149.335)
前回トップ 03月20日(151.811)
経過日数 1.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:152.50-55円(レート節目など)
第6レジスタンス:152.45-50円(2σ上限ラインなど)
第5レジスタンス:152.15-20円(ピボットS1など)
第4レジスタンス:152.00-05円(心理的節目など)
第3レジスタンス:151.90-95円(2023年11/13高値圏&2022年10/21高値圏)
第2レジスタンス:151.80-85円(3/20高値圏など)
第1レジスタンス:151.75-80円(前日高値圏&2023年11/14高値圏)
NY引け値:151.60円(+0.36円)
第1サポート:151.50-55円(レート節目など)
第2サポート:151.25-30円(60分足20本基準線など)
第3サポート:151.00-05円(1σ上限ライン&心理的節目)
第4サポート:150.85-90円(前日19時台安値圏など)
第5サポート:150.70-75円(3/20安値圏など)
第6サポート:150.65-70円(ピボットB1など)
第7サポート:150.60-65円(遅行スパン支持など)
経済指標
06:00 NZ3月ANZ消費者信頼感
08:30 豪2月ウエストパック景気先行指数
10:00 田村日銀審議委員、青森県金融経済懇談会で講演
14:00 田村日銀審議委員、記者会見[青森市]
16:45 仏3月INSEE[フランス国立統計経済研究所]消費者信頼感指数
17:30 スウェーデン中銀、政策金利発表
18:00 スイス3月UBS消費指数
18:00 チポローネECB理事、講演
19:00 ユーロ圏3月消費者信頼感[確報]
19:00 ユーロ圏3月鉱工業信頼感
19:00 ユーロ圏3月経済信頼感
19:00 ユーロ圏3月サービス業信頼感
19:00 イタリア2、5、10年債入札
19:30 英中銀、MPC[金融政策委員会]議事録公表
19:30 ドイツ7年債入札
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
23:30 EIA週間石油在庫統計