円安の流れだが…
2024.03.25
週末22日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の低下背景に円が買われ、円相場は1ドル=151円台半ばに強含んだ。午後5時現在は151円54銭と、前日同時刻比13銭の円高・ドル安。
本日は特に重要な指標はない。円安の流れが戻りつつあるが、引き続きポジション管理には注意
テクニカル面では3月14日夜安値をサイクルボトムとして15日夜から19日夜にかけての間への上昇を想定し、20日午後時点では152円試しとしたが、20日夜へ続伸してから151円を割り込む反落となったため、21日朝時点では20日夜高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとした。しかし、21日午前へ下落したものの22日未明への反騰で20日夜高値に迫ったため、21日午前安値を割り込む場合は新たな弱気サイクル入りとするのを妥当とみて21日午前安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして25日夜から27日夜にかけての間への上昇と152円台前半試しを想定する。
前々回ボトム 03月19日(148.963)
前回ボトム 03月21日(150.272)
経過日数 0.75日
前々回トップ 03月18日(149.335)
前回トップ 03月20日(151.811)
経過日数 1.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:152.50-55円(レート節目など)
第6レジスタンス:152.45-50円(2σ上限ラインなど)
第5レジスタンス:152.15-20円(ピボットS1など)
第4レジスタンス:152.00-05円(心理的節目など)
第3レジスタンス:151.90-95円(2023年11/13高値圏&2022年10/21高値圏)
第2レジスタンス:151.80-85円(3/20高値圏など)
第1レジスタンス:151.75-80円(前日高値圏&2023年11/14高値圏)
NY引け値:151.60円(+0.36円)
第1サポート:151.50-55円(レート節目など)
第2サポート:151.25-30円(60分足20本基準線など)
第3サポート:151.00-05円(1σ上限ライン&心理的節目)
第4サポート:150.85-90円(前日19時台安値圏など)
第5サポート:150.70-75円(3/20安値圏など)
第6サポート:150.65-70円(ピボットB1など)
第7サポート:150.60-65円(遅行スパン支持など)
経済指標
08:50 日銀金融政策決定会合・議事要旨[1月22-23日分]
14:00 日1月景気動向調査[改定値]
14:00 日2月全国スーパー売上高
14:00 シンガポール2月消費者物価指数
14:30 日2月全国百貨店売上高
17:00 台湾2月鉱工業生産
17:00 南ア1-3月期BER消費者信頼感
19:30 ホルツマン・オーストリア中銀総裁、講演
20:00 英3月CBI流通取引調査
21:25 ボスティック・アトランタ連銀総裁、講演
21:30 米2月シカゴ連銀全米活動指数
23:00 米2月新築住宅販売件数
23:15 マン英中銀委員、講演
23:30 米3月ダラス連銀製造業活動指数
23:30 クックFRB理事、講演
26:00 米財務省2年債入札