米株金利と株価に注目
2024.03.23
21日のニューヨーク外国為替市場では、米経済指標が底堅い内容だったことを背景に円売り・ドル買いが進み、円相場は1ドル=151円台後半に下落した。午後5時現在は151円67銭と、前日同時刻比38銭の円安・ドル高。
本日は特に重要な指標はない。金利と株価に注目引き続き円安の流れを維持するか
テクニカル面では3月14日夜安値をサイクルボトムとして15日夜から19日夜にかけての間への上昇を想定し、20日午後時点では152円試しとしたが、20日夜へ続伸してから151円を割り込む反落となったため、21日朝時点では20日夜高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとした。 しかし、21日午前へ下落したものの22日未明への反騰で20日夜高値に迫ったため、21日午前安値を割り込む場合は新たな弱気サイクル入りとするのを妥当とみて21日午前安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして25日夜から27日夜にかけての間への上昇と152円台前半試しを想定する。
前々回ボトム 03月11日(146.485)
前回ボトム 03月14日(147.427)
経過日数 0.75日
前々回トップ 03月08日(148.298)
前回トップ 03月12日(148.117)
経過日数 2.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:151.75-80円(2023年11/14高値圏など)
第6レジスタンス:151.70-75円(2023年10/31高値圏など)
第5レジスタンス:151.60-65円(2023年11/10高値圏など)
第4レジスタンス:151.50-55円(レート節目&ピボットS1)
第3レジスタンス:151.40-45円(2023年11/16高値圏など)
第2レジスタンス:151.00-05円(心理的節目など)
第1レジスタンス:150.95-151.00円(前日高値圏など)
NY引け値:150.83円(+1.70円)
第1サポート:150.75-80円(遅行スパン支持など)
第2サポート:150.70-75円(1σ上限ラインなど)
第3サポート:150.50-55円(レート節目など)
第4サポート:150.45-50円(60分足20本基準線など)
第5サポート:150.35-40円(前日21時台安値圏など)
第6サポート:150.00-05円(心理的節目など)
第7サポート:149.95-150.00円(前日16時台安値圏など)
経済指標
17:00 台湾2月失業率
18:00 独3月Ifo景気動向指数
18:00 ナーゲル独連銀総裁、講演
19:00 ホルツマン・オーストリア中銀総裁、講演[ウィーン]
19:30 ロシア中銀、政策金利発表
20:00 英3月CBI企業動向調査
21:30 加1月小売売上高
22:00 ナーゲル独連銀総裁、講演
23:00 ベルギー3月企業景況感
26:00 レーンECB理事、講演
27:00 コロンビア中銀、政策金利発表
29:00 ボスティック・アトランタ連銀総裁、モデレート会議に参加