FOMCに注目
2024.03.20
19日のニューヨーク外国為替市場では、マイナス金利解除を決定した日銀が当面は緩和的な金融政策を継続するとの観測を背景に円が売り込まれ、円相場は1ドル=150円台後半に急落した。一時150円96銭と、2023年11月半ば以来約4カ月ぶりの安値を付けた。午後5時現在は150円82銭と、前日同時刻比1円73銭の大幅な円安・ドル高。
本日はFOMCに全集中。昨日、日銀がマイナス金利を解除したがドル円は円安方向に進んでいる。FOMCでの利下げがなければ一層の円安か
テクニカル面では3月11日夕安値をサイクルボトムとして12日夜から15日未明にかけての間への上昇を想定していたが、12日夜高値を上抜いたために15日朝時点では14日夜安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして15日夜から19日夜にかけての間への上昇を想定し、19日朝時点では149円台後半試しとした。 19日昼過ぎからの急伸で150円台前半へ高値を切り上げたので151円前後への上昇余地ありとしたが、20日未明に151円へ迫っているため、151円超えからは151円台中盤試しとする。
前々回ボトム 03月11日(146.485)
前回ボトム 03月14日(147.427)
経過日数 0.75日
前々回トップ 03月08日(148.298)
前回トップ 03月12日(148.117)
経過日数 2.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:151.75-80円(2023年11/14高値圏など)
第6レジスタンス:151.70-75円(2023年10/31高値圏など)
第5レジスタンス:151.60-65円(2023年11/10高値圏など)
第4レジスタンス:151.50-55円(レート節目&ピボットS1)
第3レジスタンス:151.40-45円(2023年11/16高値圏など)
第2レジスタンス:151.00-05円(心理的節目など)
第1レジスタンス:150.95-151.00円(前日高値圏など)
NY引け値:150.83円(+1.70円)
第1サポート:150.75-80円(遅行スパン支持など)
第2サポート:150.70-75円(1σ上限ラインなど)
第3サポート:150.50-55円(レート節目など)
第4サポート:150.45-50円(60分足20本基準線など)
第5サポート:150.35-40円(前日21時台安値圏など)
第6サポート:150.00-05円(心理的節目など)
第7サポート:149.95-150.00円(前日16時台安値圏など)
経済指標
16:00 独2月生産者物価指数
16:00 トルコ3月消費者信頼感
16:00 英2消費者物価指数
16:00 英2月小売物価指数
16:00 英2月生産者物価指数
16:20 インドネシア中銀、政策金利発表
17:00 台湾2月輸出受注
17:00 南ア2月消費者物価指数
17:30 アイスランド中銀、政策金利発表
17:45 ラガルドECB総裁、講演[フランクフルト]
18:00 伊1月鉱工業生産
18:30 英1月ONS住宅価格
18:30 レーンECB理事、講演[フランクフルト]
19:00 ユーロ圏1月建設支出
19:00 ベルギー3月消費者信頼感
19:30 ドイツ30年債入札
20:00 南ア1月小売売上高
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:00 デコス・スペイン中銀総裁、講演[フランクフルト]
22:30 チェコ中銀、政策金利発表
22:45 シュナーベルECB理事、講演[フランクフルト]
23:30 EIA週間石油在庫統計
24:00 ユーロ圏3月消費者信頼感[速報]
24:30 ホルツマン・オーストリア中銀総裁、講演[ウィーン]
25:45 ナーゲル独連銀総裁、講演
27:00 FOMC[米連邦公開市場委員会]金融政策発表
27:30 パウエルFRB議長、記者会見