日銀政策決定会合に注目
2024.03.19
週明け18日のニューヨーク外国為替市場では、日米の金融政策決定会合の結果公表を控え様子見姿勢が強まる中、円相場は1ドル=149円台前半で小動きとなった。午後5時現在は149円09銭と、前週末同時刻比06銭の円安・ドル高。
本日は日銀政策決定会合に全集中。利上げがあると大きな変動がありそう。ポジション管理に注意して午後0時を迎えるように
テクニカル面では3月11日夕安値をサイクルボトムとして12日夜から15日未明にかけての間への上昇と148円台中盤試しを想定していたが、12日夜からの三角持ち合いを上放れして前回サイクルトップから5日を経過したので、15日朝時点では14日夜安値を直近のサイクルボトムとした新たな強気サイクル入りとして15日夜から19日夜にかけての間への上昇と149円前後試しを想定した。 16日未明に149円に到達したので18日朝時点では上値目途を149円台中盤へ引き上げたが、18日午前へ高値を切り上げてからも149円割れを買われているので149円台後半への上昇余地ありとみる。
前々回ボトム 03月11日(146.485)
前回ボトム 03月14日(147.427)
経過日数 0.75日
前々回トップ 03月08日(148.298)
前回トップ 03月12日(148.117)
経過日数 2.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:148.50-55円(レート節目など)
第6レジスタンス:148.30-35円(ピボットS1など)
第5レジスタンス:148.25-30円(1σ下限ラインなど)
第4レジスタンス:148.15-20円(前日高値圏など)
第3レジスタンス:148.00-05円(心理的節目など)
第2レジスタンス:147.75-80円(前日2時台高値圏など)
第1レジスタンス:147.65-70円(遅行スパン抵抗など)
NY引け値:147.65円(+0.73円)
第1サポート:147.55-60円(60分足20本基準線など)
第2サポート:147.40-45円(90時間移動平均線など)
第3サポート:147.30-35円(90日移動平均線など)
第4サポート:147.25-30円(75時間移動平均線など)
第5サポート:147.20-25円(前日15時台安値圏など)
第6サポート:147.05-10円(前日21時台安値圏など)
第7サポート:147.00-05円(2σ下限ライン&心理的節目)
経済指標
09:00 日銀政策委員会・金融政策決定会合[終了後直ちに発表]
12:30 オーストラリア中銀、政策金利発表
13:30 日1月鉱工業生産[確報]
13:30 日1月設備稼働率指数
15:15 スイス中銀年次報告書
15:30 植田日銀総裁、記者会見
16:00 スイス2月貿易収支
16:15 訪日外国人客数[2月]
17:00 SECO[スイス連邦経済省経済管轄局]経済見通し
17:30 デギンドスECB副総裁、講演
19:00 ユーロ圏3月ZEW景況感指数
19:00 独3月ZEW景況感指数
19:00 ユーロ圏10-12月期労働コスト
21:30 加2月消費者物価指数
21:30 米2月住宅着工件数
21:30 米2月建設許可件数
21:55 米レッドブック週間小売売上高
23:00 FOMC[米連邦公開市場委員会]2日間の会合開始
29:00 米1月対米証券投資