引き続き米国株価と金利に注目
2024.03.18
週末15日のニューヨーク外国為替市場では、米利下げ開始時期が後ずれするとの見方が台頭する中、円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=149円台前半に下落した。午後5時現在は149円13銭と、前日同時刻比76銭の円安・ドル高。
本日は特に重要な経済指標はない。引き続き一気に円安に戻す可能性もあるため、ショートは短期、ロングが長期が良いか。数日間は同じ戦略。
テクニカル面では3月11日夕安値をサイクルボトムとした強気サイクル入りとして12日夜から15日未明にかけての間への上昇と148円台中盤試しを想定していたが、12日夜からの三角持ち合いを上放れして前回サイクルトップから5日を経過したので、15日朝時点では14日夜安値を直近のサイクルボトムとした新たな強気サイクル入りとして15日夜から19日夜にかけての間への上昇と149円前後試しを想定した。
前々回ボトム 03月11日(146.485)
前回ボトム 03月14日(147.427)
経過日数 0.75日
前々回トップ 03月08日(148.298)
前回トップ 03月12日(148.117)
経過日数 2.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:148.50-55円(レート節目など)
第6レジスタンス:148.30-35円(ピボットS1など)
第5レジスタンス:148.25-30円(1σ下限ラインなど)
第4レジスタンス:148.15-20円(前日高値圏など)
第3レジスタンス:148.00-05円(心理的節目など)
第2レジスタンス:147.75-80円(前日2時台高値圏など)
第1レジスタンス:147.65-70円(遅行スパン抵抗など)
NY引け値:147.65円(+0.73円)
第1サポート:147.55-60円(60分足20本基準線など)
第2サポート:147.40-45円(90時間移動平均線など)
第3サポート:147.30-35円(90日移動平均線など)
第4サポート:147.25-30円(75時間移動平均線など)
第5サポート:147.20-25円(前日15時台安値圏など)
第6サポート:147.05-10円(前日21時台安値圏など)
第7サポート:147.00-05円(2σ下限ライン&心理的節目)
経済指標
08:50 日1月機械受注統計
09:01 英3月ライトムーブ住宅価格
09:30 シンガポール2月輸出
11:00 NZ2月非居住者国債保有率
11:00 中国2月小売売上高[年初来]
11:00 中国2月鉱工業生産[年初来]
11:00 中国2月固定資産投資
13:45 石油連盟シンポジウム
14:00 日銀政策委員会・金融政策決定会合[3月19日まで]
17:30 香港2月失業率
19:00 ユーロ圏2月消費者物価指数[改定値]
19:00 ユーロ圏1月貿易収支
20:30 トルコ1月住宅価格指数
21:30 加2月鉱工業製品価格
21:30 加2月原料価格指数
22:00 加2月中古住宅販売件数
23:00 米3月NAHB住宅市場指数