円安トレンド復活か
2023.12.12
週明け11日午前のニューヨーク外国為替市場では、日銀による早期の金融政策修正観測の後退で円売り・ドル買いが優勢となった海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は1ドル=146円台前半に下落している。午前9時現在は146円25~35銭と、前週末午後5時(144円90銭~145円00銭)比1円35銭の大幅な円安・ドル高。
本日は特に重要な経済指標はない。円安トレンド復活。長期でみれば円安トレンドは不変
テクニカル面では12月6日夜高値をサイクルトップとして7日夕から11日午前にかけての間への下落を想定していたが、8日未明に141円台へ大幅下落してから144円到達まで反騰したため、8日朝時点では8日未明安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして11日夜から13日夜にかけての間への上昇と145円前後試しを想定した。 11日朝時点では146円前後試しとしたが、11日午後に145円台後半へ上昇したので146円台前半への上昇余地ありとみる。
前々回ボトム 12月04日(146.206)
前回ボトム 12月08日(141.593)
経過日数 0.75日
前々回トップ 11月30日(148.518)
前回トップ 12月06日(147.496)
経過日数 1.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:145.50-55円(レート節目など)
第6レジスタンス:145.30-35円(前日21時台高値圏など)
第5レジスタンス:145.20-25円(転換線など)
第4レジスタンス:145.00-05円(心理的節目など)
第3レジスタンス:144.80-85円(60分足20本基準線など)
第2レジスタンス:144.50-55円(レート節目など)
第1レジスタンス:144.35-40円(2σ下限ラインなど)
NY引け値:144.11円(-3.18円)
第1サポート:144.00-05円(心理的節目など)
第2サポート:143.50-55円(レート節目など)
第3サポート:143.30-35円(前日4時台安値圏など)
第4サポート:143.00-05円(心理的節目&8/9安値圏)
第5サポート:142.50-55円(レート節目など)
第6サポート:142.35-40円(3σ下限ライン&8/8安値圏)
第7サポート:142.30-35円(200日移動平均線など)
経済指標
19:00 ユーロ圏12月ZEW景況感指数
19:00 独12月ZEW景況感指数
19:00 イギリス5年債入札
20:00 米11月NFIB中小企業楽観指数
20:00 南ア10月製造業生産
21:00 インド11月消費者物価指数
21:00 インド10月鉱工業生産
22:30 米11月消費者物価指数
22:55 米レッドブック週間小売売上高
26:00 ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演[フランクフルト]
27:00 米財務省30年債入札
28:00 米11月財政収支