まだ円高調整か
2023.12.13
12日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の低下を背景に円買い・ドル売りが優勢となり、円相場は1ドル=145円台半ばに上昇した。円相場は米消費者物価指数(CPI)発表後に売り買いが交錯し、一時不安定な値動きになる場面があった。
本日はFOMC。円安トレンド復活に期待。長期でみれば円安トレンドは不変
テクニカル面では12月6日夜高値をサイクルトップとして7日夕から11日午前にかけての間への下落を想定していたが、8日未明に141円台へ大幅下落してから144円到達まで反騰したため、8日朝時点では8日未明安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして11日夜から13日夜にかけての間への上昇と145円前後試しを想定した。 11日朝時点では146円前後試しとしたが、11日午後に145円台後半へ上昇したので146円台前半への上昇余地ありとみる。
前々回ボトム 12月04日(146.206)
前回ボトム 12月08日(141.593)
経過日数 0.75日
前々回トップ 11月30日(148.518)
前回トップ 12月06日(147.496)
経過日数 1.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:145.50-55円(レート節目など)
第6レジスタンス:145.30-35円(前日21時台高値圏など)
第5レジスタンス:145.20-25円(転換線など)
第4レジスタンス:145.00-05円(心理的節目など)
第3レジスタンス:144.80-85円(60分足20本基準線など)
第2レジスタンス:144.50-55円(レート節目など)
第1レジスタンス:144.35-40円(2σ下限ラインなど)
NY引け値:144.11円(-3.18円)
第1サポート:144.00-05円(心理的節目など)
第2サポート:143.50-55円(レート節目など)
第3サポート:143.30-35円(前日4時台安値圏など)
第4サポート:143.00-05円(心理的節目&8/9安値圏)
第5サポート:142.50-55円(レート節目など)
第6サポート:142.35-40円(3σ下限ライン&8/8安値圏)
第7サポート:142.30-35円(200日移動平均線など)
経済指標
19:00 ユーロ圏10月鉱工業生産
19:00 イタリア3年債、7年債入札
20:00 南ア10月小売売上高
21:00 米MBA住宅ローン申請指数
22:30 米11月生産者物価指数
24:30 EIA週間石油在庫統計
28:00 FOMC[米連邦公開市場委員会]政策金利発表
28:30 パウエルFRB議長、記者会見