そろそろ円安トレンドに戻るか
2023.12.11
週末日のニューヨーク外国為替市場では、堅調な米雇用統計の発表を受けてドルの買い戻しが優勢となり、円相場は1ドル=145円近辺に下落した。午後5時現在は144円90銭と、前日同時刻比77銭の円安・ドル高。
本日は特に重要な経済指標はない。円高圧力が強いが長期でみれば円安トレンドは不変
テクニカル面では12月7日午後に146.80円割れから4日午前安値割れへ続落したために6日夜高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとして7日夕から11日午前にかけての間への下落と145円前後試しを想定していたが、8日未明に141円台へ大幅下落してから144円到達まで反騰したため、8日朝時点では8日未明安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして11日夜から13日夜にかけての間への上昇と145円前後試しを想定した。
前々回ボトム 12月04日(146.206)
前回ボトム 12月08日(141.593)
経過日数 0.75日
前々回トップ 11月30日(148.518)
前回トップ 12月06日(147.496)
経過日数 1.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:145.50-55円(レート節目など)
第6レジスタンス:145.30-35円(前日21時台高値圏など)
第5レジスタンス:145.20-25円(転換線など)
第4レジスタンス:145.00-05円(心理的節目など)
第3レジスタンス:144.80-85円(60分足20本基準線など)
第2レジスタンス:144.50-55円(レート節目など)
第1レジスタンス:144.35-40円(2σ下限ラインなど)
NY引け値:144.11円(-3.18円)
第1サポート:144.00-05円(心理的節目など)
第2サポート:143.50-55円(レート節目など)
第3サポート:143.30-35円(前日4時台安値圏など)
第4サポート:143.00-05円(心理的節目&8/9安値圏)
第5サポート:142.50-55円(レート節目など)
第6サポート:142.35-40円(3σ下限ライン&8/8安値圏)
第7サポート:142.30-35円(200日移動平均線など)
経済指標
08:50 日11月マネーストック
08:50 日7-9月期法人企業景気予測調査
15:00 日11月工作機械受注(速報)
16:00 トルコ10月経常収支
16:00 トルコ10月失業率
16:00 トルコ10月鉱工業生産
25:30 米財務省3年債入札
27:00 米財務省10年債入札