円安傾向に変わりはない
2023.11.08
7日午前のニューヨーク外国為替市場では、海外市場での円売り・ドル買いの流れを引き継ぎ、円相場は1ドル=150円台半ばに下落している。午前9時現在は150円55銭と、前日午後5時比53銭の円安・ドル高。
本日は特に重要な経済指標はない。円安傾向に変わりはない。150円が安定化すると153円台もすぐかも
テクニカル面では11月1日早朝高値をサイクルトップとして2日深夜から7日未明にかけての間への下落を想定してきたが、6日午後時点では150円超えから強気サイクル入りとし、7日早朝に150円を超えたために7日朝時点では11月3日深夜安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとした。トップ形成期は7日早朝から8日早朝にかけての間とし、上値目途を150.0円台中盤試しとした。
前々回ボトム 10月24日(149.316)
前回ボトム 10月31日(148.795)
経過日数 3.75日
前々回トップ 10月26日(150.780)
前回トップ 11月01日(151.707)
経過日数 2.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:151.25-30円(2σ上限ラインなど)
第6レジスタンス:151.20-25円(11/2/3時台高値圏など)
第5レジスタンス:150.95-151.00円(前日高値圏&ピボットS1)
第4レジスタンス:150.75-80円(10/26高値圏など)
第3レジスタンス:150.65-70円(75時間移動平均線など)
第2レジスタンス:150.55-60円(1σ上限ライン&前日16時台高値圏)
第1レジスタンス:150.50-55円(前日1時台高値圏&レート節目)
NY引け値:149.32円(-1.10円)
第1サポート:150.35-40円(前日3時台安値圏&60分足20本基準線)
第2サポート:150.25-30円(転換線など)
第3サポート:150.15-20円(前日11時台安値圏&200時間移動平均線)
第4サポート:150.00-05円(心理的節目など)
第5サポート:149.85-90円(前日安値圏&ピボットB1)
第6サポート:149.80-85円(20日基準線など)
第7サポート:149.50-55円(レート節目など)
経済指標
11:00 NZ10-12月期RBNZインフレ期待
14:00 日9月景気動向指数[速報]
16:00 独10月消費者物価指数[確報]
16:45 仏9月貿易収支/経常収支
17:45 レーンECB理事、カザークス・ラトビア中銀総裁、講演
18:00 伊9月小売売上高
18:00 ウンシュ・ベルギー中銀総裁、講演
18:00 マクルーフ・アイルランド中銀総裁、金融システムカンファレンス2023で講演[ダブリン]
18:30 ベイリー英中銀総裁、金融システムカンファレンス2023で講演[ダブリン]
18:40 レーンECB理事、講演[リガ]
19:00 ユーロ圏9月小売売上高
19:00 イギリス30年インフレ連動債入札
19:30 ドイツ10年債入札
21:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:30 デコス・スペイン中銀総裁、講演[マドリード]
22:30 加9月住宅建設許可
24:00 米9月卸売在庫[確報]
24:00 米9月卸売売上高
24:30 EIA週間石油在庫統計
27:00 米財務省10年債入札[四半期定例入札]
27:40 ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁、講演