日米金利差に注目
2023.11.07
週明け6日午前のニューヨーク外国為替市場では、新規の手掛かり材料不足の中、円は1ドル＝149円台後半で小動きとなっている。午前9時現在は149円70銭と、前週末午後5時比38銭の円安・ドル高。
本日は特に重要な経済指標はない。日米金利差に注目があつまれば円安に変わりはない
テクニカル面では3日深夜に149円台序盤へ一段安したために6日朝時点では148円台中盤へ下値目途を引き下げ、2日夜安値を直近のサイクルボトムとしてすでに底割れから新たな弱気サイクル入りしている可能性も検討するとしたが、6日の日中も下げ渋り程度のためまだ下落余地ありとみる。 ただし、150円超えからは強気サイクル入りとして6日夜から8日早朝にかけての間への上昇と150.0円台中盤試しを想定する。
前々回ボトム 10月24日（149.316）
前回ボトム 10月31日（148.795）
経過日数 3.75日
前々回トップ 10月26日（150.780）
前回トップ 11月01日（151.707）
経過日数 2.5日
本日の重要なサポート＆レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス：151.25-30円（2σ上限ラインなど）
第6レジスタンス：151.20-25円（11/2/3時台高値圏など）
第5レジスタンス：150.95-151.00円（前日高値圏＆ピボットS1）
第4レジスタンス：150.75-80円（10/26高値圏など）
第3レジスタンス：150.65-70円（75時間移動平均線など）
第2レジスタンス：150.55-60円（1σ上限ライン＆前日16時台高値圏）
第1レジスタンス：150.50-55円（前日1時台高値圏＆レート節目）
NY引け値：149.32円（-1.10円）
第1サポート：150.35-40円（前日3時台安値圏＆60分足20本基準線）
第2サポート：150.25-30円（転換線など）
第3サポート：150.15-20円（前日11時台安値圏＆200時間移動平均線）
第4サポート：150.00-05円（心理的節目など）
第5サポート：149.85-90円（前日安値圏＆ピボットB1）
第6サポート：149.80-85円（20日基準線など）
第7サポート：149.50-55円（レート節目など）
経済指標
08:30 日9月毎月勤労統計
08:30 日9月全世帯家計調査
09:01 英10月ＢＲＣ小売売上高
12:30 豪中銀、政策金利発表
15:00 南ア10月末外貨準備高
15:45 スイス10月失業率
16:00 独9月鉱工業生産
16:00 英10月ハリファックス住宅価格
17:00 台湾10月消費者物価指数
17:00 台湾10月卸売物価指数
17:00 台湾10月貿易収支
17:30 独10月建設業ＰＭＩ
19:00 ユーロ圏9月生産者物価指数
19:00 イギリス10年債入札
22:30 加9月国際商品貿易
22:30 米9月貿易収支
22:55 米レッドブック週間小売売上高
23:50 シュミッド・カンザスシティ連銀総裁、エネルギーと経済に関するイベントで講演
24:00 米11月ＩＢＤ／ＴＩＰＰ景気楽観指数
26:00 ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁、討論会で司会
27:00 米財務省3年債入札[四半期定例入札]
27:30 ローガン・ダラス連銀総裁、エネルギー会議で講演
28:30 ナーゲル独連銀総裁、講演[ロンドン]
29:00 米9月消費者信用残高