円安傾向に変わりはない
2023.09.25
週末22日のニューヨーク外国為替市場では、日銀の大規模金融緩和維持決定を受け、日米金利差の拡大が続くとの見方が台頭し、円相場は1ドル=148円台前半に下落した。午後5時現在は148円34銭と、前日午後5時比80銭の円安・ドル高。
本日は重要な経済指標はない。FOMCと日銀政策決定会合を無事に過ごしたことによりより円安基調が高まる可能性がある。引き続き資金管理には十分注意を。円安傾向に変わりはない。
テクニカル面では22日午後にかけての急伸で21日午前高値に迫っているため、21日深夜安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りと改め、26日午前から28日午前にかけての間への上昇と149円台前半試しを想定する。
前々回ボトム 09月14日(147.021)
前回ボトム 09月21日(147.321)
経過日数 0.75日
前々回トップ 09月13日(147.723)
前回トップ 09月21日(148.457)
経過日数 1.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:148.45-50円(前日高値圏など)
第6レジスタンス:148.40-45円(2022年11/3高値圏など)
第5レジスタンス:148.35-40円(9/20高値圏など)
第4レジスタンス:148.20-25円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:148.15-20円(9/20/16時台高値圏など)
第2レジスタンス:148.00-05円(前日21時台高値圏など)
第1レジスタンス:147.85-90円(1σ上限ライン&75時間移動平均線)
NY引け値:148.34円(+0.80円)
第1サポート:147.50-55円(200時間移動平均線&レート節目)
第2サポート:147.40-45円(転換線など)
第3サポート:147.30-35円(前日安値圏&9/15安値圏)
第4サポート:147.10-15円(20日基準線&ピボットB1)
第5サポート:147.00-05円(9/14安値圏&心理的節目)
第6サポート:146.65-70円(ピボットB2など)
第7サポート:146.50-55円(レート節目など)
経済指標
13:00 ジョーンズ豪中銀総裁補、パネル討論会に参加
14:00 シンガポール8月消費者物価指数
14:30 日8月全国百貨店売上高
14:30 植田日銀総裁、大阪経済4団体共催懇談会に出席[大阪市]
15:35 内田日銀副総裁、全国証券大会で挨拶
16:00 トルコ9月景気動向指数
16:00 トルコ9月設備稼働率
16:00 ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演
16:30 植田日銀総裁、記者会見
17:00 独9月Ifo景気動向指数
19:00 英9月CBI流通取引調査
21:30 米8月シカゴ連銀全米活動指数
22:00 ベルギー9月企業景況感
23:30 米9月ダラス連銀製造業活動指数