FOMCの結果によって3円程度の円安も
2023.09.20
19日のニューヨーク外国為替市場では、翌20日午後に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控え様子見ムードが広がる中を、米長期金利の上昇を眺めて円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=147円台後半に軟化した。午後5時現在は147円81銭と、前日同時刻比25銭の円安・ドル高。
本日はFOMCの結果発表によって大きく動きそう。万が一、利上げがあると3円程度円安に動くだろう。据え置きでも引き続き円安傾向に変わりはない。
テクニカル面では9月13日夜高値をサイクルトップとして高値更新からは新たな強気サイクル入りとしていたが、15日午後に13日夜高値を上抜いたために14日深夜安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして18日夜から20日夜にかけての間への上昇と148円台前半試しを想定した。
前々回ボトム 09月11日(145.895)
前回ボトム 09月14日(147.025)
経過日数 1.75日
前々回トップ 09月09日(147.861)
前回トップ 09月13日(147.723)
経過日数 2.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:148.65-70円(ピボットHBOPなど)
第6レジスタンス:148.50-55円(レート節目など)
第5レジスタンス:148.40-45円(2022年11/3高値圏など)
第4レジスタンス:148.30-35円(2σ上限ライン&ピボットS2)
第3レジスタンス:148.05-10円(ピボットS1など)
第2レジスタンス:148.00-05円(心理的節目など)
第1レジスタンス:147.90-95円(前日高値圏など)
NY引け値:147.84円(+0.39)
第1サポート:147.70-75円(前日2時台安値圏&60分足20本基準線)
第2サポート:147.60-65円(前日23時台安値圏など)
第3サポート:147.50-55円(レート節目など)
第4サポート:147.45-50円(1σ上限ライン&ピボットB1)
第5サポート:147.40-45円(75時間移動平均線など)
第6サポート:147.30-35円(前日安値圏など)
第7サポート:147.25-30円(200時間移動平均線など)
経済指標
07:45 NZ4-6月期経常収支
08:50 日8月貿易収支[通関統計]
09:30 豪8月ウエストパック景気先行指数
13:00 日8月マンション市場動向調査
14:00 日8月コンビニエンスストア売上高
14:30 森田日本証券業協会会長、記者会見
15:00 英8月消費者物価指数
15:00 英8月小売物価指数
15:00 英8月生産者物価指数
15:00 独8月生産者物価指数
15:00 EU8月新車登録台数
16:00 SECO[スイス連邦経済省経済管轄局]経済見通し
16:15 訪日外国人客数[8月]
17:00 台湾8月輸出受注
17:00 南ア8月消費者物価指数
17:30 英7月ONS住宅価格
18:00 ユーロ圏7月建設支出
20:00 南ア7月小売売上高
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:30 エルダーソンECB理事、講演
23:30 EIA週間石油在庫統計
27:00 FOMC[米連邦公開市場委員会]声明と経済予測発表
27:30 パウエルFRB議長、記者会見