ADP雇用統計に注目
2023.08.30
29日のニューヨーク外国為替市場では、市場予想を下回る米経済指標の発表をきっかけにした米長期金利の低下で、円買い・ドル売りが優勢となり、円相場は1ドル=145円台後半に上昇した。午後5時現在は145円82銭と、前日同時刻比66銭の円高・ドル安。
本日は重要な指標はADP雇用統計。結果次第では更なる円安も。瞬間的な円高はあるかもしれないが円安の材料が非常に多い。資金管理には注意を。
テクニカル面では8月24日未明安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして25日午前から29日午前にかけての間への上昇と146円試しを想定し、25日午後時点では8月17日午前高値超えからは147円前後試しとした。
前々回ボトム 08月19日(144.925)
前回ボトム 08月24日(144.533)
経過日数 1.75日
前々回トップ 08月17日(146.547)
前回トップ 08月22日(146.399)
経過日数 3.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:146.80-85円(ピボットS2など)
第6レジスタンス:146.55-60円(8/17高値圏など)
第5レジスタンス:146.50-55円(レート節目など)
第4レジスタンス:146.40-45円(8/21高値圏&8/16高値圏)
第3レジスタンス:146.30-35円(ピボットS1など)
第2レジスタンス:145.95-146.00円(前日高値圏など)
第1レジスタンス:145.90-95円(前日2時台高値圏&1σ上限ライン)
NY引け値:145.81円(+0.99円)
第1サポート:145.60-65円(200時間移動平均線など)
第2サポート:145.55-60円(転換線&60分足20本基準線)
第3サポート:145.50-55円(レート節目など)
第4サポート:145.40-45円(前日23時台安値圏など)
第5サポート:145.20-25円(前日17時台安値圏など)
第6サポート:145.00-05円(心理的節目など)
第7サポート:144.95-145.00円(前日15時台安値圏&ピボットB1)
経済指標
07:45 NZ7月住宅建設許可
10:30 田村日銀審議委員、道東金融経済懇談会で挨拶
10:30 豪7月住宅建設許可件数
14:00 日8月消費動向調査
14:00 田村日銀審議委員、記者会見[釧路市]
15:00 独7月輸入物価指数
15:00 EU7月新車登録台数
15:00 南ア7月マネーサプライ
15:00 南ア7月民間部門信用
16:00 スイス8月KOF先行指数
17:00 スイス8月クレディスイス景気期待指数
17:00 伊8月消費者信頼感指数
17:00 伊8月企業景況感指数
17:30 英7月消費者信用残高
17:30 英7月住宅証券融資残高
17:30 英7月住宅ローン承認件数
17:30 英7月マネーサプライ
18:00 ユーロ圏8月消費者信頼感[確報]
18:00 ユーロ圏8月鉱工業信頼感
18:00 ユーロ圏8月経済信頼感
18:00 ユーロ圏8月サービス業信頼感
18:00 伊6月工業売上高
18:00 イタリア5年債、10年債入札
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:00 南ア7月財政収支
21:00 独8月消費者物価指数[速報]
21:15 米8月ADP雇用統計
21:30 米4-6月期GDP統計[改定値]
21:30 米7月卸売在庫[速報]
21:30 米7月小売在庫
21:30 米7月前渡商品貿易収支
23:00 米7月中古住宅販売成約指数
23:30 EIA週間石油在庫統計