資金管理には注意。円安基調は変わらず
2023.08.29
週明け28日のニューヨーク外国為替市場では、日米の金融政策の違いを背景とした円安・ドル高基調が継続し、円相場は一時1ドル=146円75銭と昨年11月以来、9カ月半ぶりの安値まで下落した。その後は146円台半ば付近で小動きとなり、午後5時現在は146円48銭と、前週末同時刻比08銭の円安・ドル高。
本日は重要な指標はない。引き続き円安のスタンスで良いだろう。瞬間的な円高はあるかもしれないが円安の材料が非常に多い。資金管理には注意を
テクニカル面では8月24日未明からの反騰で145円台序盤へ戻したために24日午後時点では24日未明安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして25日午前から29日午前にかけての間への上昇と146円試しを想定し、25日午後時点では8月17日午前高値超えからは147円前後試しとした。
前々回ボトム 08月19日(144.925)
前回ボトム 08月24日(144.533)
経過日数 1.75日
前々回トップ 08月17日(146.547)
前回トップ 08月22日(146.399)
経過日数 3.75日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:146.80-85円(ピボットS2など)
第6レジスタンス:146.55-60円(8/17高値圏など)
第5レジスタンス:146.50-55円(レート節目など)
第4レジスタンス:146.40-45円(8/21高値圏&8/16高値圏)
第3レジスタンス:146.30-35円(ピボットS1など)
第2レジスタンス:145.95-146.00円(前日高値圏など)
第1レジスタンス:145.90-95円(前日2時台高値圏&1σ上限ライン)
NY引け値:145.81円(+0.99円)
第1サポート:145.60-65円(200時間移動平均線など)
第2サポート:145.55-60円(転換線&60分足20本基準線)
第3サポート:145.50-55円(レート節目など)
第4サポート:145.40-45円(前日23時台安値圏など)
第5サポート:145.20-25円(前日17時台安値圏など)
第6サポート:145.00-05円(心理的節目など)
第7サポート:144.95-145.00円(前日15時台安値圏&ピボットB1)
経済指標
08:01 英8月BRC店頭価格指数
08:30 日7月完全失業率
08:30 日7月有効求人倍率
15:00 独9月GFK消費者信頼感
15:45 仏8月消費者信頼感指数
16:00 トルコ8月経済信頼感
16:00 トルコ7月貿易収支
16:40 ブロック豪中銀副総裁、講演
18:30 ドイツ5年債入札
21:00 ハンガリー中銀、政策金利発表
21:55 米レッドブック週間小売売上高
22:00 米6月及び4-6月期住宅価格指数
22:00 米6月S&Pケースシラー住宅価格指数
23:00 米雇用動態調査[JOLT]
23:00 米8月消費者信頼感指数
26:00 米財務省7年債入札
28:00 バーFRB副議長、銀行サービスについて円卓会議に参加と講演