フィラデルフィア連銀景況指数に注目。円安の流れは変わらなそう
2023.08.17
16日のニューヨーク外国為替市場では、一段の金融引き締めを示唆する米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表を受けて円売り・ドル買いが加速し、円相場は2022年11月以来約9カ月ぶりに1ドル=146円台に下落した。午後5時現在は146円30銭と、前日同時刻比78銭の円安・ドル高。
本日はフィラデルフィア連銀景況指数に注目。ただし、よほど想定外の数字が出ない限り、円安の流れは変わらなそう。資金管理には十分注意を。
テクニカル面では8月10日夜に143円台序盤へ下落してから144円台後半へ一段高したため、11日朝時点では10日夜安値を直近のサイクルボトムとした新たな強気サイクル入りとして15日午後から17日夕にかけての間への上昇と146円試しを想定した。
前々回ボトム 08月07日(141.513)
前回ボトム 08月10日(143.260)
経過日数 0.25日
前々回トップ 08月03日(143.894)
前回トップ 08月10日(144.099)
経過日数 0.5日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第7レジスタンス:146.15-20円(ピボットS2など)
第6レジスタンス:146.10-15円(2σ上限ラインなど)
第5レジスタンス:146.00-05円(心理的節目など)
第4レジスタンス:145.90-95円(2022年9/22高値圏など)
第3レジスタンス:145.85-90円(2022年10/11高値圏&ピボットS1)
第2レジスタンス:145.75-80円(2022年10/10高値圏など)
第1レジスタンス:145.55-60円(前日高値圏など)
NY引け値:145.53円(+0.57円)
第1サポート:145.40-45円(前日4時台安値圏など)
第2サポート:145.20-25円(60分足20本基準線など)
第3サポート:145.15-20円(前日1時台安値圏など)
第4サポート:145.00-05円(心理的節目など)
第5サポート:144.90-95円(ピボットB1など)
第6サポート:144.75-80円(前日16時台安値圏など)
第7サポート:144.65-70円(前日安値圏など)
経済指標
07:45 NZ4-6月期生産者物価指数
08:50 日7月貿易収支[通関統計]
08:50 日6月機械受注統計
09:30 シンガポール7月輸出
10:30 豪7月雇用統計
13:30 日6月第三次産業活動指数
14:00 日7月マンション市場動向調査
16:00 フィリピン中銀、政策金利発表
17:00 ノルウェー中銀、政策金利発表
17:30 香港7月失業率
18:00 ユーロ圏6月貿易収支
21:30 加6月国際証券取扱高
21:30 米8月フィラデルフィア連銀景況指数
21:30 米新規失業保険申請件数
23:00 米7月景気先行指数