明日のCPI控えて小動きか。資金管理には十分注意を。
2023.08.09
8日のニューヨーク外国為替市場では、米銀の格下げを受けて投資家のリスク回避姿勢が強まる中で、主要通貨に対しドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=143円台前半に下落した。午後5時現在は143円32銭と、前日同時刻比91銭の円安・ドル高。
本日も特に重要な指標はない。引き続き明日のCPIに備えて小動きか。ただし突発的な仕掛けがある可能性があるため資金管理には十分注意を。要
テクニカル面では8日未明へ上昇したために8日朝時点では4日夜高値超えからは強気サイクル入りとしたが、8日午前に4日夜高値を超えたため7日午前安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとする。トップ形成期は8日午後から10日午後にかけての間と想定されるのですでに反落注意期にあるが、142.65円以上での推移中は144円前後へ上昇余地ありとする。
前々回ボトム 07月28日(138.067)
前回ボトム 08月02日(142.234)
経過日数 0.5日
前々回トップ 07月27日(141.318)
前回トップ 08月02日(143.544)
経過日数 1.25日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:142.85-90円(前日高値圏など)
第7レジスタンス:142.80-85円(75時間移動平均線など)
第6レジスタンス:142.65-70円(7/31高値圏など)
第5レジスタンス:142.55-60円(ピボットS1など)
第4レジスタンス:142.25-30円(60分足20本基準線など)
第3レジスタンス:142.15-20円(1σ上限ラインなど)
第2レジスタンス:142.00-05円(心理的節目など)
第1レジスタンス:141.90-95円(前日24時台高値圏など)
NY引け値:142.51円(0.7円)
第1サポート:141.65-70円(200時間移動平均線など)
第2サポート:141.55-60円(前日安値圏など)
第3サポート:141.50-55円(レート節目など)
第4サポート:141.25-30円(6/21安値圏&ピボットB1)
第5サポート:141.20-25円(6/20安値圏など)
第6サポート:141.15-20円(基準線など)
第7サポート:141.00-05円(心理的節目など)
第8サポート:140.95-141.00円(転換線など)
経済指標
08:50 日7月マネーストック
10:30 中国7月消費者物価指数
10:30 中国7月生産者物価指数
12:00 NZ4-6月期RBNZインフレ期待
15:00 日7月工作機械受注[速報]
17:00 台湾7月消費者物価指数
17:00 台湾7月卸売物価指数
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:30 加6月住宅建設許可
23:30 EIA週間石油在庫統計
26:00 米財務省10年物四半期入札[380億ドル]