CPIの結果で大幅な円安を予想。資金管理には十分注意を。
2023.08.10
9日のニューヨーク外国為替市場では、米消費者物価指数(CPI)の結果待ちで様子見姿勢が広がる中、持ち高調整の円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=143円台後半に下落した。午後5時現在は143円70銭と、前日同時刻比38銭の円安・ドル高。
本日はCPIに注目。結果次第では大きな円安を予想。値動きが荒くなりそうなので資金管理には十分注意を。要
テクニカル面では8月8日午前に強気転換目安とした4日夜高値を超えたために8日午後時点では7日午前安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとした。またトップ形成期は8日午後から10日午後にかけての間とし、142.65円以上での推移中は144円前後へ上昇余地ありとした。
前々回ボトム 07月28日(138.067)
前回ボトム 08月02日(142.234)
経過日数 0.5日
前々回トップ 07月27日(141.318)
前回トップ 08月02日(143.544)
経過日数 1.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:142.85-90円(前日高値圏など)
第7レジスタンス:142.80-85円(75時間移動平均線など)
第6レジスタンス:142.65-70円(7/31高値圏など)
第5レジスタンス:142.55-60円(ピボットS1など)
第4レジスタンス:142.25-30円(60分足20本基準線など)
第3レジスタンス:142.15-20円(1σ上限ラインなど)
第2レジスタンス:142.00-05円(心理的節目など)
第1レジスタンス:141.90-95円(前日24時台高値圏など)
NY引け値:142.51円(0.7円)
第1サポート:141.65-70円(200時間移動平均線など)
第2サポート:141.55-60円(前日安値圏など)
第3サポート:141.50-55円(レート節目など)
第4サポート:141.25-30円(6/21安値圏&ピボットB1)
第5サポート:141.20-25円(6/20安値圏など)
第6サポート:141.15-20円(基準線など)
第7サポート:141.00-05円(心理的節目など)
第8サポート:140.95-141.00円(転換線など)
経済指標
08:01 英7月RICS住宅価格指数
08:50 日7月企業物価指数
10:00 豪8月消費者インフレ期待
13:30 インド中銀、政策金利発表
16:00 トルコ6月失業率
16:00 トルコ6月鉱工業生産
17:00 伊7月調和消費者物価指数[確報]
17:00 ECB経済報告
20:00 南ア6月製造業生産
21:30 米7月消費者物価指数
21:30 米新規失業保険申請件数
26:00 米財務省30年物四半期入札[230億ドル]
27:00 米7月財政収支
28:00 メキシコ中銀、政策金利発表
28:00 ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁とボスティック・アトランタ連銀総裁、フィラデルフィア連銀総裁主催のウェビナーに参加