特に重要な指標はない。再び日米金利差に注目され円安になる可能性が高い
2023.08.07
週末4日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の低下を背景に円買い・ドル売りが先行し、円相場は1ドル=141円台後半に上伸した。午後5時現在は141円71銭と、前日同時刻比76銭の円高・ドル安。
本日は特に重要な指標はない。雇用統計を無事消化し今後は日米金利差に注目が集まり円安になりそう。資金管理には十分注意を。
テクニカル面では8月2日未明高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとし、ボトム形成期を2日午後から4日午後にかけての間としてすでに反騰注意期にあるとしていたが、2日夕へ続落してから2日未明高値に迫る反発となったため、3日朝時点では2日夕安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして5日未明から9日未明にかけての間への上昇と144円台前半試しを想定した。
前々回ボトム 07月28日(138.067)
前回ボトム 08月02日(142.234)
経過日数 0.5日
前々回トップ 07月27日(141.318)
前回トップ 08月02日(143.544)
経過日数 1.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:144.10-15円(遅行スパン抵抗など)
第7レジスタンス:144.00-05円(心理的節目など)
第6レジスタンス:143.95-144.00円(2σ上限ラインなど)
第5レジスタンス:143.85-90円(6/23高値圏など)
第4レジスタンス:143.75-80円(ピボットS1など)
第3レジスタンス:143.70-75円(6/26高値圏など)
第2レジスタンス:143.50-55円(8/1高値圏&レート節目)
第1レジスタンス:143.45-50円(前日高値圏など)
NY引け値:143.31円(-0.01円)
第1サポート:143.05-10円(前日2時台安値圏など)
第2サポート:143.00-05円(心理的節目&60分足20本基準線)
第3サポート:142.70-75円(前日6時台安値圏など)
第4サポート:142.55-60円(75時間移動平均線など)
第5サポート:142.50-55円(8/1/15時台安値圏&ピボットB1)
第6サポート:142.35-40円(先行スパンなど)
第7サポート:142.30-35円(1σ上限ラインなど)
第8サポート:142.20-25円(前日安値圏&8/1安値圏)
経済指標
08:50 7月外貨準備高;
14:00 6月景気先行指数(CI)・速報値;
14:00 6月景気一致指数(CI)・速報値;
14:45 スイス 7月失業率;
15:00 ドイツ 6月鉱工業生産(前月比);
15:00 ドイツ 6月鉱工業生産(前年同月比) ;
28:00 米国 6月消費者信用残高(前月比);