米新規失業保険申請件数に注目。さらなる円安と予想
2023.08.03
2日のニューヨーク外国為替市場では、堅調な米雇用関連指標や長期金利の上昇を背景とした円売り・ドル買いが先行したあと、円相場は1ドル=143円台前半で小動きとなった。午後5時現在は143円30銭と、前日同時刻比1銭の円安・ドル高。
本日は米新規失業保険申請件数に注目。基本的に円安基調は変わらないと予想。ショートポジションは注意。
テクニカル面では7月29日早朝への反騰で28日昼の急落を解消したために31日朝時点では28日午後安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして8月1日夜から3日深夜にかけての間への上昇を想定し、7月31日夜高値(142.682)超えからは143円台前半試しとしてきた。
前々回ボトム 07月18日(137.723)
前回ボトム 07月24日(140.730)
経過日数 1.75日
前々回トップ 07月21日(141.953)
前回トップ 07月25日(141.720)
経過日数 0.75日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:140.75-80円(90時間移動平均線など)
第7レジスタンス:140.65-70円(75時間移動平均線など)
第6レジスタンス:140.45-50円(前日8時台高値圏など)
第5レジスタンス:140.20-25円(200時間移動平均線など)
第4レジスタンス:140.05-10円(60分足20本基準線など)
第3レジスタンス:140.00-05円(心理的節目など)
第2レジスタンス:139.80-85円(転換線など)
第1レジスタンス:139.55-60円(前日5時台高値圏など)
NY引け値:141.13円(+1.68円)
第1サポート:139.35-40円(前日11時台安値圏など)
第2サポート:139.20-25円(前日2時台安値圏など)
第3サポート:139.10-15円(7/20安値圏など)
第4サポート:139.00-05円(75日移動平均線など)
第5サポート:138.75-80円(前日安値圏&7/19安値圏)
第6サポート:138.70-75円(1σ下限ラインなど)
第7サポート:138.50-55円(レート節目など)
第8サポート:138.40-45円(6/1安値圏など)
経済指標
16:55 独7月非製造業PMI[確報]
17:00 ユーロ圏7月非製造業/総合PMI[確報]
17:00 伊6月小売売上高
17:30 英7月非製造業PMI[確報]
18:00 ユーロ圏6月生産者物価指数
20:00 英中銀金融政策委員会、金利発表
20:00 英中銀議事録/四半期インフレ報告
20:30 米7月チャレンジャーレイオフ調査
20:30 ベイリー英中銀総裁、記者会見
21:30 チェコ中銀、政策金利発表
21:30 米4-6月期非農業部門労働生産性[速報]
21:30 米4-6月期単位労働コスト[速報]
21:30 米新規失業保険申請件数
21:30 バーキン・リッチモンド連銀総裁、米国経済について講演
22:45 米7月非製造業/総合PMI[確報]
23:00 米6月製造業受注指数
23:00 米6月耐久財受注[確報]
23:00 米7月ISM非製造業総合指数