ADP雇用統計に注目。さらなる円安と予想
2023.08.02
1日のニューヨーク外国為替市場では米長期金利の上昇を眺めて円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は一時1ドル=143円54銭と7月上旬以来、約1カ月ぶりの安値水準を付けた。午後5時現在は143円29銭と、前日同時刻比1円07銭の大幅な円安・ドル高。
本日はADP雇用統計に注目。予想通りの結果であればさらなる円安を予想。ショートポジションは注意。
テクニカル面では月27日夜高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとしていたが、29日早朝への反騰で28日昼の急落を解消したため、31日朝時点では28日午後安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして8月1日夜から3日深夜にかけての間への上昇と142円台序盤試しを想定した。31日午後時点では143円試しとし、1日朝時点では31日夜高値(142.682)超えからは143円台前半試しとしたが、1日午後も高値を切り上げているのでまだ上昇余地ありとみる。
前々回ボトム 07月18日(137.723)
前回ボトム 07月24日(140.730)
経過日数 1.75日
前々回トップ 07月21日(141.953)
前回トップ 07月25日(141.720)
経過日数 0.75日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:140.75-80円(90時間移動平均線など)
第7レジスタンス:140.65-70円(75時間移動平均線など)
第6レジスタンス:140.45-50円(前日8時台高値圏など)
第5レジスタンス:140.20-25円(200時間移動平均線など)
第4レジスタンス:140.05-10円(60分足20本基準線など)
第3レジスタンス:140.00-05円(心理的節目など)
第2レジスタンス:139.80-85円(転換線など)
第1レジスタンス:139.55-60円(前日5時台高値圏など)
NY引け値:141.13円(+1.68円)
第1サポート:139.35-40円(前日11時台安値圏など)
第2サポート:139.20-25円(前日2時台安値圏など)
第3サポート:139.10-15円(7/20安値圏など)
第4サポート:139.00-05円(75日移動平均線など)
第5サポート:138.75-80円(前日安値圏&7/19安値圏)
第6サポート:138.70-75円(1σ下限ラインなど)
第7サポート:138.50-55円(レート節目など)
第8サポート:138.40-45円(6/1安値圏など)
経済指標
07:45 NZ4-6月期雇用統計
08:50 日7月マネタリーベース
08:50 日銀金融政策決定会合議事要旨[6月15-16日分]
16:00 タイ中銀、政策金利
16:00 スイス7-9月期月SECO消費者信頼感指数
16:30 スイス7月製造業PMI
18:30 ドイツ15年債入札
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:15 米7月ADP雇用統計
22:00 シンガポール7月購買部景気指数
22:00 シンガポール7月電子産業指数
23:30 EIA週間石油在庫統計