米国個人所得に注目。そろそろ大きな動きがありそう
2023.04.28
27日のニューヨーク外国為替市場で円相場は下落し、前日比30銭円安・ドル高の１ドル＝133円95銭～134円05銭で取引を終えた。27日発表の１～３月期の米国内総生産（ＧＤＰ）速報値を受けて米インフレ懸念の根強さが意識された。米長期金利上昇による日米金利差の拡大も円の重荷だった。
本日は米国個人所得に注目。引き続き、長期金利の動きには注意が必要。ここ数週間あまり動きがないため、そろそろ大きな動きがあってもおかしくないだろう。
テクニカル面では7日午後時点では前回ボトムから3日半を経過したので134.10円超えからは強気サイクル入りとしたが、27日夜の上昇で134.10円を超えたため26日夜安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとする。トップ形成期は27日夜から5月1日夜にかけての間と想定されるのですでに反落注意期にあるが、26日夜安値割れ回避のうちは4月24日夜高値（134.725）試しを想定する。
前々回ボトム 04月13日（132.025）
前回ボトム 04月18日（133.864）
経過日数 2.75日
前々回トップ 04月18日（134.695）
前回トップ 04月19日（135.119）
経過日数 2.0日
本日の重要なサポート＆レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス：135.10-25円（4/19高値圏＆3/15高値圏）
第7レジスタンス：135.00-15円（3/13高値圏＆心理的節目）
第6レジスタンス：134.95-135.10円（4/20高値圏など）
第5レジスタンス：134.85-90円（4/20/18時台高値圏＆3/14高値圏）
第4レジスタンス：134.70-85円（前日高値圏＆4/18高値圏）
第3レジスタンス：134.65-80円（ピボットS1など）
第2レジスタンス：134.45-60円（4/21高値圏＆前日14時台高値圏）
第1レジスタンス：134.35-50円（60分足20本基準線＆90時間移動平均線）
NY引け値：134.05円（＋0.10円）
第1サポート：134.15-20円（1σ上限ラインなど）
第2サポート：134.10-15円（前日16時台安値圏など）
第3サポート：133.90-95円（前日安値圏＆200時間移動平均線）
第4サポート：133.85-90円（4/18安値圏＆ピボットB1）
第5サポート：133.70-75円（4/17安値圏＆4/21/15時台安値圏）
第6サポート：133.55-60円（4/21安値圏＆転換線）
第7サポート：133.50-55円（レート節目など）
第8サポート：133.40-45円（ピボットB2など）
経済指標
07:00 ＮＺ4月ＡＮＺ消費者信頼感
08:30 日3月完全失業率
08:30 日3月有効求人倍率
08:30 東京区部4月消費者物価指数
08:50 日3月鉱工業生産[速報]
08:50 日3月商業販売統計
09:00 日銀政策委員会・金融政策決定会合[終了後直ちに発表]
10:30 豪3月民間部門信用
10:30 豪1-3月期生産者物価指数
11:00 シンガポール3月マネーサプライ
14:00 日3月新設住宅着工戸数
14:00 日3月建設工事受注額
14:30 仏1-3月期ＧＤＰ統計[速報]
15:00 独3月輸入物価指数
15:00 南ア3月マネーサプライ
15:00 南ア3月民間部門信用
15:30 スイス3月小売売上高
15:30 植田日銀総裁、記者会見
15:45 仏4月消費者物価指数[速報]
15:45 仏3月消費者支出
15:45 仏3月生産者物価指数
16:00 トルコ3月貿易収支
16:00 スイス4月ＫＯＦ先行指数
16:55 独4月雇用統計
17:00 台湾1-3月期ＧＤＰ統計[速報]
17:00 独1-3月期ＧＤＰ統計[速報]
17:00 伊1-3月期ＧＤＰ統計[速報]
17:00 ジョルダン・スイス中銀総裁、ＡＧＭで講演
18:00 ユーロ圏1-3月期ＧＤＰ統計[速報]
19:00 外国為替平衡操作の実施状況[3月30日-4月26日]
19:00 伊2月工業売上高
19:30 ロシア中銀、政策金利発表
21:00 南ア3月貿易収支
21:00 南ア3月財政収支
21:00 独4月消費者物価指数[速報]
21:30 加2月ＧＤＰ統計
21:30 米1-3月期雇用コスト指数
21:30 米3月個人所得／個人支出
21:30 米3月ＰＣＥデフレーター
22:45 米4月シカゴ購買部協会景気指数
23:00 米4月ミシガン大学消費者信頼感指数[確報]