円高へ多少の調整か
2023.05.01
28日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前日比2円35銭円安ドル高の1ドル=136円40銭で取引を終えた。日銀が28日まで開いた金融政策決定会合で大規模な金融緩和策を維持することを決めた。日米金利差拡大が進むとの観測から、円売りドル買いが出た。一時は1ドル=136円56銭と、3月上旬以来約1カ月半ぶりの安値となった。
本日の重要な経済指標は米4月ISM製造業景況指数。ただし、経済指標よりも、現在の状況を見ると、金利差によって大きく為替は動くだろう。ある程度本日に関しては円高に調整の意味でなるかもしれない。
テクニカル面では27日午後時点では前回ボトムから3日半を経過したので134.10円超えからは強気サイクル入りとしたが、27日夜の上昇で134.10円を超えたため26日夜安値を直近のボトムとした強気サイクル入りとする。トップ形成期は27日夜から5月1日夜にかけての間と想定されるのですでに反落注意期にあるが、137.00円を想定。
前々回ボトム 04月21日(133.544)
前回ボトム 04月26日(133.014)
経過日数 1.25日
前々回トップ 04月19日(135.119)
前回トップ 04月24日(134.725)
経過日数 3.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:134.70-75円(4/24高値圏&ピボットS2)
第7レジスタンス:134.45-50円(4/21高値圏&4/25高値圏)
第6レジスタンス:134.30-35円(1σ上限ライン&ピボットS1)
第5レジスタンス:134.15-20円(前日高値圏など)
第4レジスタンス:134.10-15円(200時間移動平均線など)
第3レジスタンス:134.05-10円(転換線など)
第2レジスタンス:134.00-05円(前日5時台高値圏&心理的節目)
第1レジスタンス:133.90-95円(4/26高値圏&90時間移動平均線)
NY引け値:136.28円(+2.23円)
第1サポート:133.80-85円(前日2時台安値圏&75時間移動平均線)
第2サポート:133.70-75円(60分足先行スパンなど)
第3サポート:133.50-55円(レート節目など)
第4サポート:133.40-45円(前日9時台安値圏など)
第5サポート:133.35-40円(4/25安値圏など)
第6サポート:133.30-35円(20日基準線&ピボットB1)
第7サポート:133.20-25円(前日安値圏など)
第8サポート:133.10-15円(4/13-26サポートラインなど)
経済指標
08:00 豪4月製造業PMI[確報]
14:00 日4月消費動向調査
14:00 日4月新車販売台数
14:00 日4月軽自動車・新車販売台数
22:30 加4月製造業PMI
22:45 米4月製造業PMI[確報]
23:00 米4月ISM製造業景況指数
23:00 米4月ISM支払価格
23:00 米3月建設支出