日米金利差が意識されているが若干の調整があるか
2023.05.02
1日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続落し、前週末比1円10銭円安・ドル高の1ドル=137円40〜50銭で取引を終えた。一時は1ドル=137円54銭と3月上旬以来およそ2カ月ぶりの安値を付けた。朝方発表の4月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況指数が市場予想を上回り、米長期金利が上昇。日米金利差が拡大し、円売り・ドル買いが進んだ。
本日は特に大事な経済指標は無い。引き続き日米金利差を意識した。円安が続くか注目が集まる。急速に3円の円安が進んでいるので若干の調整があってもおかしくない。
2日早朝に137.50円を超えたため、138円台序盤への上昇余地ありとするが、前回サイクルトップから5日を経過したので137円割れを弱気転換注意とし、1日夜反落時安値(136.577)割れからは弱気サイクル入りとして2日の日中から3日深夜にかけての間への下落と135円台後半試しを想定する。
前々回ボトム 04月21日(133.544)
前回ボトム 04月26日(133.014)
経過日数 1.25日
前々回トップ 04月19日(135.119)
前回トップ 04月24日(134.725)
経過日数 3.25日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:134.70-75円(4/24高値圏&ピボットS2)
第7レジスタンス:134.45-50円(4/21高値圏&4/25高値圏)
第6レジスタンス:134.30-35円(1σ上限ライン&ピボットS1)
第5レジスタンス:134.15-20円(前日高値圏など)
第4レジスタンス:134.10-15円(200時間移動平均線など)
第3レジスタンス:134.05-10円(転換線など)
第2レジスタンス:134.00-05円(前日5時台高値圏&心理的節目)
第1レジスタンス:133.90-95円(4/26高値圏&90時間移動平均線)
NY引け値:136.28円(+2.23円)
第1サポート:133.80-85円(前日2時台安値圏&75時間移動平均線)
第2サポート:133.70-75円(60分足先行スパンなど)
第3サポート:133.50-55円(レート節目など)
第4サポート:133.40-45円(前日9時台安値圏など)
第5サポート:133.35-40円(4/25安値圏など)
第6サポート:133.30-35円(20日基準線&ピボットB1)
第7サポート:133.20-25円(前日安値圏など)
第8サポート:133.10-15円(4/13-26サポートラインなど)
経済指標
08:01 英4月BRC店頭価格指数
08:50 日4月マネタリーベース
09:30 台湾4月製造業PMI
13:30 オーストラリア中銀、政策金利発表
15:00 英4月ネーションワイド住宅価格
15:00 独3月小売売上高
16:00 トルコ4月製造業PMI
16:00 スイス4-6月期SECO消費者信頼感指数
16:30 スイス4月製造業PMI
16:45 伊4月製造業PMI
16:50 仏4月製造業PMI[確報]
16:55 独4月製造業PMI[確報]
17:00 ユーロ圏4月製造業PMI[確報]
17:00 ユーロ圏3月マネーサプライ
17:00 ECB、ユーロ圏銀行融資調査
17:30 香港1-3月期GDP統計[速報]
17:30 英4月製造業PMI[確報]
18:00 南ア4月製造業PMI
18:00 伊4月消費者物価指数[速報]
18:00 ユーロ圏4月消費者物価指数[速報]
19:00 伊3月生産者物価指数
20:20 ロウ豪中銀総裁、講演
21:55 米レッドブック週間小売売上高
23:00 米3月製造業受注指数
23:00 米3月耐久財受注[確報]
23:00 米3月雇用動態調査[JOLT]
23:00 FOMC[米連邦公開市場委員会]2日間の会合開始