FOMCに注目。利上げが既定路線ではあるが…。
2023.05.03
2日のニューヨーク外国為替市場で円相場は横ばいを挟んで5営業日ぶりに反発し、前日比90銭円高ドル安の1ドル=136円50~60銭で取引を終えた。米株安や弱い雇用指標を受けて米長期金利が低下し、日米金利差が縮小した。米株安が低リスク通貨とされる円の買いを誘った面もあった。
本日の注目は何といってもFOMC。0.25%の金利の引き上げは規定路線だが、パウエル議長の発言により大きく為替レートが動くかもしれない。
テクニカル面では2日午後時点ではサイクルトップ形成期の延長入りによる上昇余地ありとし、136.70円割れからは弱気サイクル入りとして136円前後試しとしたが、2日深夜に136.70円割れへ急落したため、2日午後高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとする。ボトム形成期は3日深夜にかけての間とするが、4日以降へ延長する可能性もあると注意し、下値目途を135円台中盤試しとする。
前々回ボトム 04月21日(133.544)
前回ボトム 04月26日(133.014)
経過日数 4.25日
前々回トップ 04月24日(134.725)
前回トップ 05月02日(137.742)
経過日数 0.5日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:137.55-60円(前日21時台高値圏など)
第7レジスタンス:137.50-55円(5/1高値圏&レート節目)
第6レジスタンス:137.35-40円(ピボットS1など)
第5レジスタンス:137.10-15円(2σ上限ライン&60分足20本基準線)
第4レジスタンス:137.00-05円(心理的節目など)
第3レジスタンス:136.95-137.00円(200日移動平均線&3/10高値圏)
第2レジスタンス:136.70-75円(前日2時台高値圏など)
第1レジスタンス:136.50-55円(レート節目など)
NY引け値:136.47円(-0.99円)
第1サポート:136.45-50円(前日4時台安値圏など)
第2サポート:136.35-40円(75時間移動平均線など)
第3サポート:136.30-35円(前日安値圏など)
第4サポート:136.15-20円(5/1安値圏など)
第5サポート:136.00-05円(心理的節目など)
第6サポート:135.95-136.00円(90時間移動平均線など)
第7サポート:135.90-95円(ピボットB1など)
第8サポート:135.50-55円(4/28/17時台安値圏&レート節目)
経済指標
06:00 ニュージーランド中銀、金融安定性報告書
07:45 NZ1-3月期雇用統計
08:00 豪4月非製造業PMI[確報]
10:30 豪3月小売売上高
13:55 エリス豪中銀総裁補、講演
15:45 仏3月財政収支
16:00 マレーシア中銀、政策金利発表
16:00 トルコ4月消費者物価指数
16:00 トルコ4月生産者物価指数
17:00 伊月失業率は
18:00 ユーロ圏3月失業率
18:30 ドイツ7年債入札
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:00 スイス中銀チーフエコノミストのペトラ・ゲルラッハ氏が講演[チューリッヒ]
21:15 米4月ADP雇用統計
21:30 チェコ中銀、政策金利発表
22:00 シンガポール4月購買部景気指数
22:00 シンガポール4月電子産業指数
22:45 米4月非製造業/総合PMI[確報]
23:00 米4月ISM非製造業総合指数
23:30 EIA週間石油在庫統計
27:00 FOMC[米連邦公開市場委員会]政策金利発表
27:30 パウエルFRB議長、記者会見
30:00 ブラジル中銀、政策金利発表