米失業保険件数の動向によって動きそう
2023.04.20
19日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比65銭円安ドル高の1ドル＝134円80銭で取引を終えた。同日発表の3月の英インフレ指標が上振れしたことで、英長期金利が上昇。米国債の利回り上昇にも波及し、日米金利差の拡大観測から円売りドル買いが優勢だった。
本日の注目の経済指標は米新規失業保険申請件数。米新規失業保険申請件数によっては大きくドル円も動きそう。引き続き米国株と金利にも注意。資金管理には気を付けて。
テクニカル面では、4月18日夜に134円を割り込んでから134円を挟んだ揉み合いにとどまり前回トップから4日半を経過したために、19日朝時点では18日午前高値を直近のサイクルトップとして高値更新からは新たな強気サイクル入りとした。しかし19日午後に18日午前高値を上抜いたために19日夕時点では18日夜安値を直近のボトムとした強気サイクルとして21日午前から25日午前にかけての間への上昇と135円台中盤試しを想定した。
前々回ボトム 04月05日（130.611）
前回ボトム 04月11日（132.974）
経過日数 2.25日
前々回トップ 04月10日（133.870）
前回トップ 04月12日（134.029）
経過日数 1.75日
本日の重要なサポート＆レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス：135.15-25円（2/21高値圏など）
第7レジスタンス：135.10-35円（3/15高値圏など）
第6レジスタンス：135.05-40円（ピボットS2など）
第5レジスタンス：135.00-05円（3/13高値圏＆心理的節目）
第4レジスタンス：134.85-90円（3/14高値圏＆3/22-4/3レジスタンス）
第3レジスタンス：134.70-65円（2σ上限ライン＆ピボットS1）
第2レジスタンス：134.55-65円（前日高値圏など）
第1レジスタンス：134.45-55円（先行スパン上限など）
NY引け値：134.40円（＋0.62円）
第1サポート：134.35-45円（前日2時台安値圏など）
第2サポート：134.15-25円（60分足20本基準線など）
第3サポート：134.00-15円（心理的節目など）
第4サポート：133.85-95円（前日17時台安値圏＆ピボットB1）
第5サポート：133.75-85円（前日21時台安値圏など）
第6サポート：133.70-80円（前日安値圏など）
第7サポート：133.50-60円（レート節目＆1σ上限ライン）
第8サポート：133.35-45円（90時間移動平均線＆ピボットB2）
経済指標
07:45 ＮＺ1-3月期消費者物価指数
08:00 ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁、講演[ＮＹ]
08:50 日3月貿易収支[通関統計]
10:00 ＳＷＩＦＴ[国際銀行間通信協会]3月決済シェア
10:30 豪1-3月期ＮＡＢ企業信頼感指数
12:00 ＮＺ3月非居住者国債保有率
13:30 日2月第三次産業活動指数
15:00 日3月工作機械受注[確報]
15:00 独3月生産者物価指数
15:45 仏4月ＩＮＳＥＥ企業景況感
15:45 仏4月生産アウトルック指数
15:45 仏4月景況感指数[総需要]
17:00 台湾3月輸出受注
18:00 ベルギー4月消費者信頼感
20:30 欧州中銀、議事要旨公表[3月16日分]
21:30 米4月フィラデルフィア連銀景況指数
21:30 米新規失業保険申請件数
22:15 ビスコ・イタリア中銀総裁、講演[ロンドン]
23:00 ユーロ圏4月消費者信頼感[速報]
23:00 米3月中古住宅販売件数
23:00 米3月景気先行指数
25:00 ウォラーＦＲＢ理事、講演
25:20 メスター・クリーブランド連銀総裁、講演
28:00 ボウマンＦＲＢ理事、イベントに参加