米国小売売上高に注目。
2023.04.14
13日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続伸し、前日比60銭円高・ドル安の1ドル=132円55銭で取引を終えた。朝方発表の3月の米卸売物価指数を受け、米国のインフレ鈍化観測が広がった。米連邦準備理事会(FRB)による利上げが続くとの見方が後退し、円買い・ドル売りが優勢になった。
本日は米国小売売上高の発表。引き続き米国株の値動きに左右されそう。131円から133円で膠着しているが動き始めると早そうなので注意が必要。
テクニカル面では、4月11日夜安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして底割れからは新たな弱気サイクル入りとしていた。
しかし12日夜に11日夜安値を割り込んだために13日朝時点では10日深夜と12日昼の両高値をダブルトップとした弱気サイクル入りとして14日夜から18日夜にかけての間への下落と132円前後試しを想定。
前々回ボトム 04月01日(132.617)
前回ボトム 04月05日(130.611)
経過日数 1.25日
前々回トップ 03月31日(133.589)
前回トップ 04月03日(133.757)
経過日数 3.5日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:133.35-40円(前日高値圏など)
第7レジスタンス:133.25-30円(75時間移動平均線&ピボットS1)
第6レジスタンス:133.15-20円(4/4高値圏など)
第5レジスタンス:132.95-133.00円(1σ上限ラインなど)
第4レジスタンス:132.80-85円(60分足20本基準線など)
第3レジスタンス:132.75-80円(前日3時台高値圏など)
第2レジスタンス:132.65-70円(90日移動平均線など)
第1レジスタンス:132.55-60円(先行スパンなど)
NY引け値:132.56円(-0.56円)
第1サポート:132.45-50円(200時間移動平均
線など)
第2サポート:132.30-35円(転換線など)
第3サポート:132.20-25円(4/3安値圏など)
第4サポート:132.05-10円(20日基準線など)
第5サポート:132.00-05円(前日安値圏&心理的節目)
第6サポート:131.90-95円(ピボットB1など)
第7サポート:131.80-85円(4/10安値圏など)
第8サポート:131.50-55円(4/7安値圏&レート節目)
経済指標
07:00 ペルー中銀、政策金利発表
07:30 NZ3月ビジネスPMI
09:00 シンガポール1-3月期GDP統計[速報]
15:00 独3月卸売物価指数
15:30 スイス3月生産者輸入価格
15:45 仏3月消費者物価指数[確報]
21:30 加2月製造業出荷
21:30 米3月小売売上高
21:30 米3月輸出入物価指数
22:00 加3月中古住宅販売件数
22:15 米3月鉱工業生産
22:15 米3月設備稼働率
23:00 米2月企業在庫
23:00 米4月ミシガン大学消費者信頼感指数[速報]
25:00 テンレイロ英中銀委員、講演[ワシントン]
27:15 ナーゲル独連銀総裁、講演[ワシントン]