日米金利差に注目が集まれば円安か。
2023.04.17
14日のニューヨークの円相場は3日ぶりに大幅に反落し、前日比1円15銭円安ドル高の1ドル=133円70銭で取引を終えた。米長期金利の上昇を受け、日米金利差の拡大を意識した円売りドル買いが優勢になった。足元でドル安が進んでいたため、週末を控えて利益確定目的の円売りドル買いも出やすかった。
本日は特に重要な経済指標は無い。米国株の動向に左右される動きが続くだろう。金利については日米金利差は依然と開いており、そちらに注目が集まれば円安に進むのではないだろうか。
テクニカル面では133円超えから強気転換注意として13日夜高値試しとしたが、14日夕に13日夜安値へ迫ってからの反騰で13日夜高値を超えたたため、14日夕安値を13日夜安値に対するボトムとした強気サイクル入りとして17日の日中から19日昼にかけての間への上昇と134円台後半試しをする。
前々回ボトム 04月05日(130.611)
前回ボトム 04月11日(132.974)
経過日数 2.25日
前々回トップ 04月10日(133.870)
前回トップ 04月12日(134.029)
経過日数 1.75日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:133.35-40円(前日高値圏など)
第7レジスタンス:133.25-30円(75時間移動平均線&ピボットS1)
第6レジスタンス:133.15-20円(4/4高値圏など)
第5レジスタンス:132.95-133.00円(1σ上限ラインなど)
第4レジスタンス:132.80-85円(60分足20本基準線など)
第3レジスタンス:132.75-80円(前日3時台高値圏など)
第2レジスタンス:132.65-70円(90日移動平均線など)
第1レジスタンス:132.55-60円(先行スパンなど)
NY引け値:132.56円(-0.56円)
第1サポート:132.45-50円(200時間移動平均
線など)
第2サポート:132.30-35円(転換線など)
第3サポート:132.20-25円(4/3安値圏など)
第4サポート:132.05-10円(20日基準線など)
第5サポート:132.00-05円(前日安値圏&心理的節目)
第6サポート:131.90-95円(ピボットB1など)
第7サポート:131.80-85円(4/10安値圏など)
第8サポート:131.50-55円(4/7安値圏&レート節目)
経済指標
07:45 NZ3月食品価格指数
09:30 シンガポール3月輸出
15:30 インド3月卸売物価指数
16:00 トルコ3月住宅販売
17:00 伊3月調和消費者物価指数[確報]
21:30 加2月国際証券取扱高
21:30 加2月卸売売上高
21:30 米4月ニューヨーク連銀製造業景況指数
22:00 カンリフ英中銀副総裁、講演
23:00 米4月NAHB住宅市場指数
25:00 バーキン・リッチモンド連銀総裁、講演
29:00 米2月対米証券投資