本日の注目はアメリカ雇用統計。資金管理には注意を。
2023.04.07
6日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4営業日ぶりに反落し、前日比40銭円安ドル高の1ドル=131円80銭で取引を終えた。7日の米雇用統計発表を控え、持ち高調整目的の円売りドル買いが優勢だった。一方、朝方発表の週間の米新規失業保険申請件数が労働市場の軟化を示し、円の下値は堅かった。
本日の注目の指標は、なんといっても、米国雇用統計。雇用統計の結果により為替レートは相当変動するだろう。資金管理には注意が必要。ただし、米国株は休場なのでそちらも頭に入れておく必要があるだろう。
テクニカル面では5日深夜へ一段安した後は下げ渋り前回ボトムから3日半を経過したので6日午後時点ではすでにボトムを付けた可能性があるとしたが、6日夜に132円へ迫るところまで戻したため5日深夜安値を直近のボトムとした強気サイクル入りとする。トップ形成期は6日夜から10日午後にかけての間とし、132円超えからは132円台中盤試しとする。
前々回ボトム 04月01日(132.617)
前回ボトム 04月05日(130.611)
経過日数 1.25日
前々回トップ 03月31日(133.589)
前回トップ 04月03日(133.757)
経過日数 3.5日
本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:132.05-10円(転換線など)
第7レジスタンス:131.95-132.00円(200時間移動平均線など)
第6レジスタンス:131.85-90円(ピボットS1など)
第5レジスタンス:131.80-85円(前日高値圏など)
第4レジスタンス:131.75-80円(前日19時台高値圏&3/27高値圏)
第3レジスタンス:131.50-55円(レート節目など)
第2レジスタンス:131.40-45円(前日5時台高値圏など)
第1レジスタンス:131.35-40円(60分足20本基準線など)
NY引け値:131.30円(-0.39円)
第1サポート:131.05-10円(1σ下限ラインなど)
第2サポート:131.00-05円(3/22安値圏&心理的節目)
第3サポート:130.90-95円(前日21時台安値圏など)
第4サポート:130.75-80円(3/29安値圏など)
第5サポート:130.65-70円(ピボットB1など)
第6サポート:130.60-65円(前日安値圏など)
第7サポート:130.55-60円(3/20安値圏など)
第8サポート:130.40-45円(3/28安値圏など)
経済指標
08:30 日2月毎月勤労統計
08:30 日2月全世帯家計調査
14:00 日2月景気動向指数[速報値]
15:45 仏2月貿易収支
15:45 仏月経常収支
21:30 米3月雇用統計