FOMC1日目。長期金利に注目
2023.03.21
20日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続伸し、前週末比55銭円高ドル安の1ドル=131円35銭で取引を終えた。米欧金融システム不安に対する警戒がくすぶり、低リスク通貨とされる円を支えた。スイスの金融大手UBSによる同業のクレディ・スイス・グループの買収を受けて米欧の株式相場が上昇したため、円の上値は重かった。
本日はFOMCの1日目。結果発表の明日まで大きな動きはないはずだが一応注意。ドル安に向かっているが金利が正常化すれば円安に向かうだろう。
テクニカル面では21日の上値抵抗線は20日午前高値(132.646)までとするが、20日午前高値からは20日夕ないし直前安値をボトムとした強気サイクル入りと改めて21日の日中から22日夕にかけての間への上昇と134円試しを想定する。
前々回ボトム 03月13日(132.280)
前回ボトム 03月16日(131.721)
経過日数 0.25日
前々回トップ 03月10日(136.985)
前回トップ 03月15日(135.102)
経過日数 1.5日

本日の重要なサポート&レジスタンスは以下の通り。
第8レジスタンス:132.60-65円(前日高値圏など)
第7レジスタンス:132.45-50円(ピボットS1など)
第6レジスタンス:132.30-35円(3/18/2時台高値圏など)
第5レジスタンス:132.00-05円(心理的節目など)
第4レジスタンス:131.80-85円(前日24時台高値圏など)
第3レジスタンス:131.70-75円(前日2時台高値圏など)
第2レジスタンス:131.50-55円(遅行スパン抵抗&レート節目)
第1レジスタンス:131.45-50円(60分足20本基準線など)
NY引け値:131.31円(-0.52円)
第1サポート:131.20-25円(2/13安値圏&2σ下限ライン)
第2サポート:131.00-05円(心理的節目など)
第3サポート:130.90-95円(前日20時台安値圏など)
第4サポート:130.55-60円(前日安値圏など)
第5サポート:130.60-65円(2/8安値圏など)
第6サポート:130.45-50円(2/7安値圏&先行スパン下限)
第7サポート:130.35-40円(2/9安値圏&ピボットB1)
第8サポート:130.00-05円(心理的節目など)
経済指標
06:45 NZ2月貿易収支
09:30 豪中銀理事会議事録[3月]
11:00 NZ2月クレジットカード支出
16:00 EU2月新車登録台数
16:00 スイス2月貿易収支
16:00 英2月財政収支
17:00 スイス2月マネーサプライ
17:30 香港10-12月期経常収支
19:00 ユーロ圏3月ZEW景況感指数
19:00 独3月ZEW景況感指数
19:00 ユーロ圏1月建設支出
19:00 ベルギー3月消費者信頼感
21:30 加2月消費者物価指数
21:30 ラガルドECB総裁、ビルロワドガロー仏中銀総裁、パネル討論会に参加
21:55 米レッドブック週間小売売上高
23:00 米2月中古住宅販売件数
23:00 FOMC[米連邦公開市場委員会]2日間の会合を開始
24:30 米財務省1年債[52週債]入札
26:00 米財務省20年債入札、インフレ指数連動10年債入札